「感動の条件」永松茂久さんの渾身の一冊レビュー
katsuのテキトーレビュー | |
ジャンル | ビジネス |
おすすめ年代層 | 10代~30代 |
読みやすさ | 5.0 |
役に立つ度 | 4.0 |
読み返したい度 | 4.0 |
総合おすすめ度 | 4.0 |
katsuです。久しぶりの「人生が変わるおすすめ本」記事です。
今回は永松茂久さんの「感動の条件」をレビューします。恐らくこの本は永松さんの第4作だと思われます。若くてアツい時代の永松さんが書いた本だけあって、こちらもアツい気持ちにさせられる良書です。
そして一番の特徴として、永松さんの講演会まるまる一本分を収録したのDVDがついています。僕はこういった講演会やセミナーに参加したことがありませんが、初めてその雰囲気を味わうことができました。
DVDはこんな感じ。
ちなみにこれまでの3作についてはこちらでレビューしています。全て本当に良い本です。
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どんな本?
サブタイトルは「誰かのために生きるということ」。
また、表紙には「あなたの一生を1時間で変える本」とも書かれています。「誰かのために」というのは、永松さんが最も伝えたいであろう言葉、フォーユー精神の現れでしょう。
目次はこんな感じになっています。
・感動を生み出す「フォーユー」という考え方
・感動が出会いを広げる
・感動を生み出す非効率の追求
・感動が夢を叶える
・感動を生み出す自分の作り方
・誰かのために生きるということ
こうして目次を見ると、しっかりした構成の本かな・・・という雰囲気がありますが、残念ながら中身は意外とバラバラな感じで書かれています。とにかく思いついたこと、伝えたいことを永松さんがどんどん書いている。そんな力のある本です。
ペラペラっと本をめくって、その部分を読んだだけでひとつの良いストーリーを読むことができる。そんなイメージの本ですね。
では、その良いストーリーをペラペラっと・・・ひとつご紹介してみましょう。これは永松さんの鉄板ネタだと思うのですが、たこ焼き屋ダイニング「陽なた家」でのお話・・・。
お客さんを感動させるためのバースデーイベント。ネットで買った1500円程度の着ぐるみを着てお店の中を走り回る。そしてお金をかけずにバースデーのお客さんをお祝いする。これがとてもウケたそうです。
店内の照明を消す。フランベで炎を燃え上がらせる。音楽をフルボリュームにする。そんなお金のかからない方法でお客さんの感動を生み、それが口コミとなってお客さん、ファンをすさまじく増やしたというエピソードです。
バラの花を買ってお客さんにプレゼントすることでも感動は生めます。でも、お金をかけなくてもお客さんを心の底から感動させることはできるのです。その「非効率さの追求」がとても大事。
こんなストーリーがぱんぱんに詰め込まれた本なのです。
アツい気持ちを受け取れる良書
永松さんのサクセスストーリーが散りばめられた良書です。本当に気持ちを入れ込んで読めば、必ず何かを掴むことができ、感動できる。そんな本です。
ただ、残念ながら受け入れられない人も中にはいるでしょう。ネットで永松さんの名前を検索すると「宗教」なんて言葉が出てきたりします。中にはそう感じてしまう人もいるということでしょうね。
でもでも、永松さんはこの考えで成功している。疑わずに全てを受け入れ、自分の知識のひとつとする器を持った人にこそ読んで頂きたい本ですね。
永松さんの本を読んだことがない人にも読みやすく、本当にオススメできる一冊です。
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