責任感なんてもう古い。そのプレッシャー必要ですか?
by katsu
メリークリスマス!
katsuです。
今日は久しぶりに「人生を変える言葉たち」の更新です。
「責任感」という言葉があります。僕も面接などなどでよく言った記憶があります。責任感があります!って。
しかし、責任感って何なんでしょうか?自分に何か仕事を与えられたとして、それを忠実にこなしたら
「責任感がありますよ!(いばり)」
ということなのでしょうか?いや、そんなことはありませんよね。
仕事における責任とは「上」の立場の人間が持つもの
一般的なお話をしましょう。仕事における責任とは、いわゆる「上」の立場の人間が持つものです。
基本的に人は仕事を始めて「ぺーぺー」の時、責任はそれほどありません。いくら自分が「責任感がある」と言っても、それほど責任が必要な仕事なんて与えられません。
仕事に慣れ、少しずつ大きな仕事を任されるようになって初めて「責任」が付きまといます。
仕事の内容と給料を考えてみましょう。一般的に仕事はこなせばこなすほど、給料が上がるでしょう。そして、仕事の内容は雑用、ルーチンワークを超え、管理業務になります。
管理業務とは、いわゆる「マネジメント」。部下の管理や業務の調整を行います。これがいわゆる大きな「責任」なのでしょう。
例えば、部下が大失態を犯した時、それは「上」の立場の人の責任。だから「上」の立場の人はプレッシャーを常に感じているわけです。
部下が失敗しないか?
自分より上の人に怒られないか?
恥をかいたらいけない!
自分は失敗するわけにいかない!
こういった責任、つまりプレッシャーを感じる仕事だから給料が高く、地位も高いというわけです。
必要なのは「未来へ向かおうとする力」
ここまでは一般論です。
しかし、こういった「責任」のあり方は正しいと言えるのでしょうか?これからの将来、この一般論は通じるのでしょうか?
今回は仕事の場面を例にしましたが、他にも「責任」とは様々です。
勉強しなければならない学生の責任。子を見守る親の責任。会社を経営する社長の責任。町内の人たちをまとめあげる自治会長さんの責任。
どのような人も「責任」という自分へのプレッシャーを感じ、そして「責任」という他人へのプレッシャーをかけているのではないでしょうか。
しかし、責任感は重要ではない。僕はそう思います。
ここで一番大事なのは「未来へ向かおうとする力」です。それも、自分にとって、みんなにとって良い未来です。
たとえば大失敗した部下と上司の関係。上司は、
「なんてことしてくれたんだよ・・・」
「この失敗をどうして繕えばいいんだよ」
なんてことを考えるでしょう。
部下も同じことを考えます。中には、
「これは上司の指示が悪かったんだよ!」
「自分は悪くないよ!」
なんて開き直る人もいるかもしれません。
しかし、こんな「責任」中心の考え方にメリットはあるのでしょうか。全くありませんよね。上司は、
「失敗したものは仕方ない!」
「さあ、どう挽回するか。ここが力の見せ所だよ」
と言えるくらいの器量があればカッコイイですよね。部下も、
「申し訳ありません!必ず挽回します!」
なんて言えればカッコイイですね。ここには「責任」がどうとか関係ありません。
協力して、何としても目標を達成してお互いハッピーになるぜ!そんな力が存在します。