【THE THOR ザ・トール】タグ管理機能で記事内に広告を効率よく貼れるか
katsuです。
今回はブログで使っているWordPressのテーマ「THE THOR(ザ・トール)」に搭載されている「タグ管理機能」を調査してみます。
これまでTHE THORをなかなかじっくり使い込んできましたが、「タグ管理機能」だけは使ったことがありませんでした。記事を書くために必ず使う必要もありませんし、使っていない人も大勢いることでしょう。
タグ機能を簡単に説明すると、記事内に「タグ」というコードを埋め込むことで、あらかじめ設定しておいたお決まりの部分記事を表示できるというものです。記事を投稿するときに設定する「タグ」と混同するため、僕も最初はワケがわかりませんでした。
簡単な例を挙げてみましょう。例えばタグ管理機能でこんな文章を登録しておきます。
登録するとコードが自動的に割り振られます。例えば[code1]という名前が割り振られたとしましょう。すると、今後投稿する記事内で[code1]と記載するだけで「いいものなんでも。活ノート。」と表示することができます。これは短い文章の例ですが、長い文章になるとその効果は絶大でしょう。タグとして登録しておくことで、同じ文字列を簡単に使い回すことができるのです。
しかも、THE THORのタグ管理機能の注目すべきは、登録したタグがどれだけ見られているか、クリックされているか、更にクリック率をデータ収集することができるのです。専用フォーマットまで用意されています。
つまり、こんな使い方ができるのではないかと考えられます。
・レビュー用フォーマットで★ランク付けをしクリック率管理
・いくつもの記事で使い回す面倒なHTMLコードを登録しておく
・外部リンクを貼ってクリック率管理してランキング化
・広告のコードを登録しておいて呼び出す
さて、今回はタグ管理機能の練習がてら「広告のコードを登録しておいて呼び出す」にチャレンジしてみます。
タグ管理機能で広告コードの管理を行ってみる
僕はブログに記事を投稿するとき、本文内に広告を貼り付けています。特にGoogleアドセンスの広告は必ず本文内に入れるようにしています。
しかしこれがとっても面倒。HTMLコードを本文内に毎回貼り付けています。記事を書いているテキストエディタ内にコードを書いておき、投稿するたびにコピー&ペーストしています。
GoogleアドセンスのHTMLコードは一度取得すると変わりませんので、このようにメモっておいたコードをエディタに貼り付けるのです。これは間違いなくタグ管理機能の出番でしょう。早速やってみます。
タグ管理画面で広告のコードを登録する
今回説明する方法は、タグ管理機能の初歩の初歩。登録したコードを呼び出すだけに特化した方法です。広告コードを登録しておき、記事内で呼び出す形です。
まずはタグ管理一覧にコードを登録しましょう。Wordpressのツールバーから「タグ管理」→「新規追加」を選びます。そして以下の画像のように設定して保存するだけ。
まずタイトルを記入しましょう。タイトルは自分でわかりやすい名前をつけておけばOK。単純にコードを呼び出す機能を使うだけであれば、タイトルが公開されることはありませんのでわかりやすいタイトルをつけましょう。
そしてエディタの「テキスト」に表示したいコードを記入します。最後に「タグ管理オリジナルフォーマット」で「フォーマットを利用しない」にして設定を保存すれば完了です。簡単ですよね。
記事エディタでタグ管理コードを使う
さて、タグ管理画面で設定を行うと、その設定画面の右側サイドバーにこんな情報が現れます。
「ショートコード」という番号が自動的に割り振られています。このコードを記事エディタで使用することで、このタグ内に入力したコードが記事エディタ側で呼び出されるという仕組みです。こんな感じで記載します。
コードを記入するのはエディタの「ビジュアル」「テキスト」どちらでも大丈夫です。こうしてコードを記入するだけで投稿記事には先ほどタグ管理機能で登録した広告が表示されます。
【広告】
これからブログを始める方。
活ノートで使っているテーマはこちらです。
FIT公式ページ>>【THE THOR(ザ・トール)】
タグ管理機能で広告を表示してみた結果
さて・・・タグ管理機能で広告を表示するとめちゃくちゃ便利!!と思っていましたが、大きな欠点が発覚しました。
どうしてもタグを呼び出すと外枠が表示されてしまうのです!
こんな感じです。
広告が3つありますが、上から順に
・THE THORの広告表示機能を使ったもの
・コードを直接エディタに記入したもの
です。スマホで表示するとこんな感じです。
枠がついて広告自体が小さく表示されてしまいます。これは見栄えが悪いですね・・・。どうやら記事に広告を表示するためには、THE THORの広告表示機能を使うか直接エディタに記入したほうがよさそうです。プラグインを使う方法もあるかもしれませんが、サイトの速度アップのためにもプラグインは減らしたいところです。
ちなみに、THE THORの広告表示機能についてはこちらの設定方法をご覧ください。
THE THOR(ザ・トール)設定方法のすべて その8「カスタム投稿タイプ設定」「広告設定」katsuです。WordpressのテーマTHE THOR(ザ・トール)の設定方法、今回は「カスタム投稿タイプ設定」と「広告設定」のふた[…]
さいごに
何だかんだで、僕は広告コードを直接エディタにコピー&貼り付けする手法を選ぶことにしました。
THE THORの広告表示機能を使う方法もありますが、記事内広告のコード設定はなぜか1種類しか使うことができません。中途半端なんですよね・・・。広告会社を複数使おうとする場合に対処できません。
タグ管理機能の枠線を気にしないのであれば、これ以上に便利な機能はないのですが・・・。過去の広告を全部変更!なんてことも簡単にできてしまいます。何とか広告専用のタグ管理機能が登場してくれないものでしょうか。
皆さんはどのように広告を使っていますか?便利な方法があったら教えてくださいね!
【’20.11.22追記】
どうしても枠が表示されてしまうTHE THORのタグ管理機能。色々と考え抜いた結果、枠は気にせず広告管理を行うこととしました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【THE THOR ザ・トール】タグ管理機能で広告リンク切れ対策をしてみる katsuです。今回はブロガーさん向けの記事です。 ブログ貼る広告の管理、ぶっちゃけ面倒じゃないですか!?&[…]
広告リンク切れが多くなってくると、やはり何らかのとりまとめツールが必要になります。
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