【Wordpress】ブログ初心者がサブドメインを追加してみる。
katsuです。今回はブログの大改革に挑戦してみたいと思います。
ブログに「サブドメイン」というものを追加してみます!
プロの方は一瞬でできるのでしょうが・・・。
僕はネットオウルという会社で独自ドメインを取得し、無料のレンタルサーバーを使ってブログを運営しています。
まず独自ドメインというのは、世界でひとつのインターネット上の番地のことを指します。このサイトの場合、独自ドメインは「katsu-note.com」でURLは「https://katsu-note.com」となります。
それではサブドメインとは何なのでしょうか。本来このkatsu-note.comにはひとつのサイトしか作ることができませんが、サブドメインを使うことで子供の番地を追加することができます。
つまり、「katsu-note県」がこれまでの番地だとすると、「katsu-note県○○市」や「katsu-note県△△市」と土地を分割することができ、明確に区別することができるようになるということです。URLは「https://○○.katsu-note.com」や「https://△△.katsu-note.com」となり、〇〇や△△が追加されることでサブドメインと呼ぶわけです。
ネットオウルの無料サーバーではサブドメインを10個まで登録することができます。高級なプランになるとその数は無制限。ブロガーとしてサブドメインの追加技術は今後絶対に必要と感じました。初心者ながらサブドメイン設定に挑戦した経緯を備忘録として残すことにします。
そもそもなぜサブドメインが必要なの?
ところで、僕のブログは現段階でこのようなカテゴリーで運営しています。
・本当にいいものご紹介
・人生が変わるおすすめ本
・初心者のブログ作成備忘録(この記事のカテゴリー)
・katsuのスーパーブログリンク
実は最近「初心者のブログ作成備忘録」に掲載した詐欺に関する記事にアクセスが集中しています。2記事だけなのですが、僕のブログの半数以上のアクセスを稼いでいます。
本来は何でも良いものを集めようとしているブログですが、詐欺情報が皆さんのお役に立つのであればどんどん記事を執筆するべきだと感じたのです。しかし今僕のブログにカテゴリー「詐欺情報」を追加してしまうと完全に浮いてしまいますよね。
こんなときこそサブドメインを使い、活ノートの一部でありながら切り分けた土地に情報を集めようとしているわけです。
ちなみに、新しくドメインを追加するという方法もあります。この場合、完全に切り分けられたスペースでサイトを運営することになります。切り分けられるという意味ではメリットがありますが、ドメインをもうひとつ取得しなければならないこと、これまで鍛えてきたドメインの恩恵が受けられないことがデメリットとして挙げられます。
サブドメインを追加してみる
それではサブドメインを実際に追加してみます。いったいどんな手順を踏むべきなのか・・・この記事を書きながら進めていますので、手順をそのまま書いていきましょう。
サブドメインを取得する
なにはともあれ、まずはサブドメインを取得しなければなりません。僕が利用しているスタードメイン(ネットオウルで運営されているサイト)でサブドメインを取得してみます。
まずはネットオウルのスタードメインにログインし、スターサーバーの「サーバー管理ツール」にアクセスします。
このようにメニュー「ドメイン」に「サブドメイン設定」がありますのでクリック。
サブドメインの設定画面が開きますので「サブドメイン追加」タブを選びサブドメイン名を入力し確認ボタンを押します。
これでサブドメインできあがり!
超簡単です。実際に利用できるまでに少し時間がかかるようです。サブドメインはURLになりますので慎重に考えたほうが良いでしょう。あくまでもスターサーバーでの追加例ですが、どのレンタルサーバーでも簡単にサブドメイン追加できるはずです。
サブドメインでSSL証明書を取得する
サブドメインを取得した後、ついでにSSL設定も行っておきます。どうやら本家ドメインとは別にSSL証明書を取得する必要があるようですね。
スターサーバーのメニューから「SSL設定」をクリック。
「無料独自SSL追加」タブを開きワンクリックで簡単に設定できます。設定完了までは数時間の時間を要するようですね。こちらも簡単に取得できます。
WordPressでサブドメインを使う設定
追加したサブドメインのURLを開くと・・・真っ白のままです。
そもそもサブドメインのためにもう一度Wordpressをインストールする必要があるのでしょうか。テーマはどうすれば良いのでしょうか。初めてだとわからないことだらけですね・・・。
まさにここがサブドメイン設定の本丸です!
まずWordpressは「マルチサイト」機能というものがあり、複数のサイトを扱うことができるようになっています。しかし、デフォルトではその機能を使うことができません。順に設定を行っていきます。ここから先は必ずバックアップをとりながら作業しましょう!
FTPソフトで設定ファイルの編集
まずはサーバーの「wp-config.php」を書き換える必要があります。僕は「ffftp」というソフトを使います。(サーバーへのアクセス方法などなどはここでは触れません)
wp-config.phpをダウンロードし、「define(‘WP_ALLOW_MULTISITE’, true);」の1行を追加しWordpressの隠しコマンドを表示させます。テキストエディタで開いてこんな感じで追記します。このとき、UTF-8Nで保存できるエディタを使うことと指定がありますので、僕はTeraPadをダウンロードしました。
「編集が必要なのはここまでです !」のすぐ上に追記しました。編集したソフトをFTPでアップロードします。
サイトネットワークの設置を行う
設定ファイルの変更を行うとWordpressの「ツール」に「サイトネットワークの設置」が現れます。
こちらからマルチサイトを設定します。まずはプラグインを無効化するよう警告が出ますので、一旦すべてOFFにします。そして「サイトネットワークの設置を再びクリックすると・・・
まずはメインサイトの設定が必要となるようです。今のブログ「活ノート」をメインサイトとするため、そのまま「インストール」をクリックします。ここから先は後戻りすることができないので注意です。
インストールを進めると、サイトネットワークを設定するためにまた2種類のサーバー上のファイルを触ることになります。サーバーから「wp-config.php」と「.htaccess」をダウンロードし、画面に表示されているとおりに変更を行います。
wp-config.phpはこんな感じの変更。
先ほどと同じく「編集が必要なのはここまでです !」という表示のすぐ上に貼り付けし、サーバーにアップロードしましょう。ひとつだけ注意があります。「define(‘SUBDOMAIN_INSTALL’, false);」の「false」を「true」に変更することでサブドメインの追加が可能になるため、この部分だけは自分で書き換えましょう。
そして.htaccessはこんな感じの変更です。
wp-config.phpは追記だけですが、.htaccessはプログラムの置き換えをする必要があります。下記のように、「# BEGIN WordPress」の中の「IfModule mod_rewrite.c」と「/IfModule」に挟まれている文字列をすべて置き換えましょう。
このふたつのファイルをアップロードすればサイトのマルチサイト化は完成です。
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プラグインを再稼働させてマルチサイト準備完了!
ここまででほっと一息つくことができます。Wordpressを再起動しましょう。
すると大きな変化が!
WordPressの管理画面が大きく変わります。複数のサイトを管理できるメインページが現れ、その子供としてそれぞれのサイトの設定を行うことができるようになります。プラグインはマルチサイト全体の設定ができるものと個々のサイトだけで設定できるものがあるようです。設定できる側でプラグインをすべて再起動しましょう。
このようにサイトネットワーク管理のページが登場し、サイトをいくつも登録してアクセスすることができるようになります。
さいごに
さて、ここまででWordpressのマルチサイト化は完成です。しかし・・・いつも僕は記事を書きながら設定を行いますが、
サブドメインを扱う上でマルチサイト化は必要ないと感じました。
ここまで来て今さらですが。僕はサブドメインを追加する際、Wordpressを追加インストールしました。この場合、単純にWordpressの管理がもうひとつ追加されるため、まるで別のドメインを扱うように管理することができます。
これなら何も考えずに別サイトとして取り扱えばよいのでは?
どうもマルチサイト化の恩恵は少ないと感じます。便利な使い方があるのでしょうか・・・。まあとりあえず、今後いくつもサイトを経営する上でベースとなる設定ができたと思います。
新しく運営するサブドメインサイトも「活ノート」と同じく、宜しくお願いしますね~。
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