滋賀県の桜10年分をご覧ください。
katsuです。
春。この記事を書いているのは平成最後の春となる平成31年の4月です。5月には新しい時代「令和」を迎えます。元号が変わるという大きな歴史の一幕に立ち会うことができるというのは本当に喜ばしいことです。若い方々も、ぜひこの瞬間を心に刻み込んでほしいなあと思います。
さて、今回は「本当にいいものご紹介」カテゴリで滋賀県の桜をご紹介します!
日本中どこでも見ることができる桜ですが、滋賀県の桜はとても厳かで涼やかな雰囲気を奏でています。平成21年から平成30年までの10年間の桜。なんだかんだで写真を残していましたので、時事と一緒にご紹介させて頂きましょう。
平成21年(2009年)
田んぼの脇に並んだ桜並木。手入れがされているわけでもなく、誰が管理しているかもわからない。しっかりと管理された有名な桜もとてもキレイですが、田舎に咲く誰もいない桜並木もとてもキレイです。桜を独り占めするのはとても贅沢です。
平成21年。
民主が圧勝し、政権交代が行われた年です。もう10年と思う人もいれば、まだ10年かと感じる人もいるでしょう。同じ年、アメリカはオバマ政権でした。オバマ大統領がノーベル平和賞を受賞しました。日本の政治も世界に誇れる日が早く来てほしいものです。
平成22年(2010年)
桜が葉桜に変わるとき。また今年も春が過ぎ去っていくなあ、と少し寂しく感じます。しかし葉桜に変わる瞬間、桜はしっかりと「さようなら」をしてくれます。道いっぱいに広がる桜の花びら。すぐに茶色くなって道端のスミに追いやられますが、この瞬間もとてもキレイですよね。
平成22年。
尖閣沖で中国の漁船が海保の巡視船に衝突した年です。動画が流出し、どちらが悪い!の水掛け論が勃発しました。9年経った今でも、近隣の国との関係性はあまり変わっていませんね。
平成23年(2011年)
桜吹雪。風が吹いて一気に花びらが舞う瞬間は息を飲む美しさです。滅多に見ることができないからこそキレイと思うのでしょうね。
平成23年。
東日本大震災が発生しました。亡くなられた方には、心よりご冥福をお祈り申し上げます。自然災害は人間が抗えるものではありません。悔しさもどこに向けてよいのかわかりません。日本中が一丸となって協力して助け合っていきたいものです。
平成24年(2012年)
空を埋め尽くす桜です。遠くの桜を眺めるのも桜。道に舞う桜も桜。いろんな楽しみ方があるのが桜です。
平成24年。
自民党が政権を奪還しました。日本の政治家は大勢でいったい何をやっているのだろう、と日本中が不信感を抱いた年でもありました。そしてロンドンオリンピックに湧いた年。4年の月日があっという間に感じるイベントですね。
平成25年(2013年)
琵琶湖の湖岸の桜です。はっきり言って滋賀県中どこでも桜は咲いています。お花見をするにしても、誰もいないところを探し放題です。ここもそんな誰もいないスポットです。
滋賀県はどこでもキレイな桜を見ることができますが、難点は大きな道路の本数が少ないことです。琵琶湖と山に囲まれた滋賀県。桜の時期はとにかく道が混みます。ぜひ有名なお花見スポットだけでなく、マイナーな桜も探してみてください。
平成25年。
アベノミクスが始動した年です。特定秘密保護法案なんてものが出来上がったり・・・これからの日本は大丈夫なの?と心配になった年です。こうして時代を遡ると、日本の政治の進化スピードってものすごく遅いような気がします。
平成26年(2014年)
桜並木。管理された桜がずらっと並んでいるのもまたキレイ。並んでいる桜といえば、滋賀県最大のオススメは琵琶湖西側の湖岸道路です。何キロにも渡って桜が琵琶湖湖岸に並んでいます。(写真無くてすみません)
平成26年。
STAP細胞で日本中が沸きました。ひょっとすると医療が大幅に進歩するんじゃないの!という大きな期待に包まれました。結局は失望に終わるのですが・・・。
でももっと大きな失望は、STAPの研究がそこで潰えたことです。今回ダメなら次回もう1度頑張って頂きたかった。それを許さない日本人の特性が垣間見えました。
平成27年(2015年)
katsu的に滋賀県一番のお花見スポット「琵琶湖バレイ」です。湖西側で山道を登っていくのですが、その途中の駐車場が実は最大のお花見スポットです。人も少なく、琵琶湖を山の中腹から眺めることができる良い場所ですよ。
お花見をした後は、ロープウェイに乗って山頂を目指すのもアリです。天気が良ければ360度のパノラマが楽しめます。
平成27年。
マイナンバー制度がスタートしました。・・・国家レベルでスベるのはやめていただきたい。IT化の時代。手持ちのカードが増えたり電子マネーが次々と発表されますが、マイナンバーカードに全部統一してほしいものです。
平成28年(2016年)
桜を近くで見たことありますか?近くで見てもキレイですよねー。小学校の頃、花のみつをみんなで味わったことを思い出します。甘いです。(アホです。)
平成28年。
熊本地震が発生しました。地震を予知する技術をもっともっと進歩させてほしい。そして天皇陛下が退位のご意向を示されました。天皇陛下といえど、普通の人間です。お務めを退き、次の世代に渡す決断は素晴らしいと感じました。新しい時代を心から楽しい気持ちで迎えることができます。
平成29年(2017年)
自然の桜。誰か踏み固めたかわかりませんが、中央には一筋の道があります。その左右に桜が並んでいます。これもまたスバラシイ。(なぜか花見の時はいつも天気が微妙です)
平成29年。
陸上の桐生祥秀選手が10秒の壁を日本人で初めてやぶりました。9秒98。滋賀県の誇りです・・・。
平成30年(2018年)
ある川沿いの桜。桜だけでなく、地面の緑とのコントラストが映えます。以外と緑に注目する人はいませんが、桜とのコラボは最高ですよ。
平成30年。
カルロス・ゴーン氏が役員報酬を過小に報告したとして逮捕されました。同時に日産の会長職を追われることになりました。なぜ人は力を持つと良いこと、悪いことが判断できなくなるのでしょう・・・。
平成31年(2019年)
平成最後の桜。写真はこれから咲く桜を1人でじっくり撮りたいと思っています。
来年からは「令和」の桜の写真を取り続けることでしょう・・・そして10年後、また同じ記事が書けたらなあ。