エムピウ ミッレフォッリエ2を10年間使い続けた結果。
katsuです。
今回は僕が10年間使い続けているm+(エムピウ)のmillefoglieⅡ(ミッレフォッリエ2)という財布をご紹介します。メチャクチャ良い財布なんです。
正確に言うと10年間ずっと使い続けているわけではありません。途中、コードバンの財布や吉田カバンの財布を使ってみたりしましたが、どうしても長持ちしなかったり気に入らない部分があったりして、最終的にはこの財布を引っ張り出してきています。
同じ財布を長く持ち続けることは金運的にどうだとかありますが、なかなか手放せない財布。それがミッレフォッリエです。今回はこの財布の魅力と10年経過による耐久性、エージングの味わい、そして製品の紹介まで盛りだくさんでいきたいと思います。
エムピウのミッレフォッリエ2とは?
まずはこの財布・・・というか「ウォレット」と呼ぶべき、おしゃれなミッレフォッリエ2がどんなものなのかをご説明しましょう。
メーカーはm+と書いてエムピウと言います。日本人の村上雄一郎さんが立ち上げた会社で、製品は正真正銘メイドインジャパンです。財布はブランド物が良いなんて人も大勢いるのでしょうが、本革の味わいのある製品はブランド物に引けをとらない美しさと個性、楽しさがあります。
たくさんのエムピウ製品の中で、ひときわ目を引くのが今回紹介するウォレット、ミッレフォッリエ2というわけです。
こんなお財布です!公式サイトから写真をお借りしてきました。
この写真ですべて説明ができます。外側はイタリアンレザーがぐるりと巻かれたような構造。穴が2つ空いていて、ギボシ2個で留める構造です。
ギボシを外して中身を見ると、お札は半分を小銭入れの下の隙間に差し込んで、1枚の板で抑えるような構造になっています。この抑えの部分にはカードが1枚入るため、電子マネーカード専用のポケットというイメージでしょうか。
小銭入れはガバっと開くタイプでとにかく使いやすい。カードは3箇所袋状に入れる部分があります。よくあるタイプの並べて差し込むタイプではありません。差込型は少し頭が出て種類を判別しやすいのかもしれませんが、この財布はカードを重ねてがさっと入れるタイプ。逆にシンプルです。
内側は写真のベージュに見える部分にピッグレザーが使われていて、毛穴まで見えるレベルの本格仕様。そしてお札や小銭が直接触れる部分には布が貼ってあり、汚れが目立ちにくい構造になっています。
そしてカラーがとにかくたくさん準備されています。詳しくはこちらのエムピウの公式ウォレットサイトをご覧ください。通販サイトによっては、稀に限定特殊カラーを扱っている場合があるようです。
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ミッレフォッリエ2はこんな人におすすめ
この財布、特にこんな人にオススメです。
・ふたつ折りより小ぶりの財布が欲しい人。
・小銭入れメインでお札も何枚か持ち歩きたい人。
・人とは違うものを持ちたい人。
・本革のエージングを楽しみたい人。
・長く大切に使いたい人。
特に「長く使いたい」人には本当にオススメです。何と言っても僕が10年間使っていますし、本革は長く使えば使うほどエージングし、味わいがでるものです。
最初はギボシの穴部分が広がってくるんじゃないの?という心配もありましたが、本革はそういった性質はありません。何度開け閉めしても全く問題ありません。必要ない時に外れてパカッと開いてしまうようなことは今のところ皆無です。
ただし、問題点が全く無いかと言うとそういうわけでもありません。
・お札の枚数をたくさん入れられない(10枚程度がベストか)
・小銭をたくさん入れられない(専用の小銭入れほど大量には入らない)
・・・僕が思いつくところではこんなところでしょうか。レシートをたくさん入れたり、小銭を大量に持ったりという人には向かないかもしれません。お札も小銭もスッキリスマートに持ちたい人向けですね。
ミッレフォッリエを10年間使い続けた結果
それでは僕のミッレフォッリエ2をご紹介しましょう。製品はP25タイプ(厚みが25mmのスタンダードタイプ)で色はタバコ×チョコです。
この製品の初期状態はこちらです。公式サイトから写真をお借りしました。
写真写りの違いはありますが、本革がとことこんまでエージングしています。普段ポッケで使う場面が多いわりに型くずれすることもなく、今でも現役バリバリ、これからも半永久に使えるのではないかと思えるほどの耐久性です。
ギボシはメッキが剥がれ、真鍮の金色があらわになっていますが派手ではありません。裏側を見ると・・・
やはりポケットで荷重がかかりますので、裏側の小銭入れの形に変形しています。でも十分に許容範囲ですね。内側はこんな感じです。
牛革部分はツルリとエージングしますが、豚革はほとんど変化しません。柔らかく少し伸びる性質をずっと保ち続けています。スバラシイです。小銭入れ部分も頑丈な布が使われていますので全く問題無しです。
しかし汚れが目立たない設計はよくできていますね・・・お札や小銭はこんな感じで入れます。取り出しやすいです。逆にお札は少し収納しづらいかな。
カードを収納する3つのポケットも全く問題無く、型崩れすらありません。合計で10枚ぐらいのカードを収納することが可能です。ただしカードを重ねて入れることになりますので、ポッケに入れたときに荷重がかかることには注意が必要です。これまで特に問題視したことはありませんが。
ポンタさんも元気です。
財布を手に取ると手に小気味よく収まります。本革の光沢も見て取れます。
10年経ったミッレフォッリエはこんな感じです!
いかがでしょうか。見た目で気にいったのなら絶対に買いだと思います。僕は次にポッケ用財布を買うなら、もう一度ミッレフォッリエ2のタイプ違いを候補に入れたいと思っています。
ミッレフォッリエ2のバリエーション
エムピウのウォレットサイトでミッレフォッリエ2を探すと、様々なカラーはもちろんのこと、タイプも数種類販売されています。簡単にご紹介しましょう。
millefoglieⅡ P25(ミッレフォッリエ2 P25)
ミッレフォッリエ2のスタンダードタイプです。厚み25mmですっきり仕様、何よりも選べるカラーバリエーションがものすごく多いです。
millefoglieⅡ TAN27(ミッレフォッリエ2 ヌメ27)
スタンダードタイプよりわずかに収納力大きめ。そしてこのタイプの製品は1種類のみです。着色していないヌメ革を使ったのもので、エージングを楽しむ専用品です。写真のものはエージング前後の写真ですね。使い込むと黄金色になります。
millefoglieⅡ P30(ミッレフォッリエ2 P30)
収納力アップタイプ。容量は大きいですが見た目が少しやぼったくなり、選べるカラーは少なめ。個人的にはあまりオススメしません。
millefoglieⅡ P25 quadretti(ミッレフォッリエ2 P25 クアドレッティ)
こちらは新タイプですね。表面はしっかりとイタリアンレザーを使い、わざと引っかき傷をつけた製品です。オシャレかつエージングを楽しむことができる一品です。エージングするとどうなるんだろう・・・気になります。
さいごに
エムピウのミッレフォッリエ2、いかがでしたか?
財布難民の方にはひとすじの光になるかもしれませんよ。今回の紹介は公式サイトを元にしていますが、ショッピングサイトでは公式サイトに無いオリジナル製品が販売されていますので探してみてくださいね!
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