フィギュア紀平梨花選手に習う。勝つ精神力。
by katsu
残業と休日出勤が続いてます。
katsuです。
フィギュアスケートが盛り上がっています。
若い選手が優雅に演技し、世界中の目が向けられる。冬の風物詩ともいえるスポーツですね。一見冬に行われることが多いかと思っていましたが、調べてみると8月から3月を中心に、意外と年中大会が行われているのですね。
考えてみれば世界の季節はバラバラですから当たり前ですが・・・。
フィギュアスケートって僕はニュースで見る程度なのですが、それでも選手の方々のアツい思いは伝わってきます。一見優雅で上品なスポーツのように見えがちですが、その陰には驚くほどの苦労があることでしょう。
紀平梨花選手のスケート靴
さて、今日は今年のフィギュア界のスター、紀平梨花選手に注目してみます。
紀平梨花選手は現在16歳。高校生の年齢ですね。
自分が16歳の頃を少し思い返してみましょう。16歳にまだ届いてない方は、自分が16歳になった時のことを考えてみましょう。何らかの大舞台で戦っている姿が見えるでしょうか。
大舞台というのは、スケートではなくても良いのです。何かのスポーツでもいいですし、ひょっとすると社会人になって第一線でバリバリ働いているのかもしれない。そんな姿が想像できるでしょうか。
恐らく紀平選手は、大舞台の中で驚くほどのプレッシャーの中で戦っているのでしょうね。
そんな中で、よく紀平選手がスケート靴にこだわっている姿をよく見ます。シーズン中に何度も靴を交換するそうですが、素人がみるとそれほど劣化しているようには見えません。別に少しぐらい古い靴でも良いんじゃないの?なんて思ってしまいます。
なぜスケート靴にこだわるのでしょう。
もちろん少しの劣化が演技に影響する可能性もあるでしょう。しかし、大部分は・・・
必ず勝つという精神力。
ここに起因しているのではないかと思います。必ず新品である必要はないのです。自分が自信を持ってベストの演技をできる。そんな道具を身につけることで、自分の力を最大限に引き出そうとしているのです。
紀平梨花選手の締めて勝つ精神力
オリンピック、世界選手権、グランプリファイナルグランプリファイナル。世界一を決める大舞台。選手が必ずしも万全の体調で演技できるとは限りません。
ニュースを見ていると、紀平選手も練習で転倒し指を負傷しながら大会に参加していたようです。指は演技に関係無いようにも思えますが、ジャンプで体を締めるときに影響するようです。
この時ニュースでは・・・
「この状態でも何とか(体を)締めて頑張る」
と本人のインタビューとテロップが流れました。わざわざテロップでは「体を」と補足が入っていましたが、必要無かったと思います。
もちろん、専門用語でもある体を「締める」という意味なのでしょうが、本人は気を引き「締める」という意味も込めていたはずです。
何が何でも自分の力を出し切ろうという精神力。
力を出し切って勝とうとする精神力。
優雅な演技の裏を考えると、見ているほうも気が引き締まりますね。