【Google AdSense】GDPR同意メッセージをセットアップする方法は?
katsuです。
前回に引き続きブロガーさん向けのお話。Googleアドセンスの管理画面にいつの間にかこんな新機能の表示が。
GDPRに対してユーザーの同意を取得するメッセージ設定を行ってみます!
・・・ってどういう意味?GDPRってそもそも何?
さっぱりわかりませんが、Googleアドセンスの管理画面に表示された新機能の設定、しっかり設定しておくべきでしょう。今回もいつものように記事を書きながら設定にチャレンジしてみます。
そもそもGDPRとは何か
GDPRとは何か。Googleのヘルプページにはこう書かれてます。
GDPRとは欧州の新しい一般データ保護規則ということらしいですね。
Googleは巨大企業。当然表示する広告には細心の注意を払う必要がありますし、ここに書かれているようにユーザーファーストを最優先とする必要があります。その一環として欧州のデータ保護規則にも対応する必要があるということですね。そして今回行うGDPRの設定の詳細説明ページにはこう書かれています。
つまり今回行うGDPRの設定とは、サイトにGDPR同意メッセージを表示して、パーソナライズド広告の表示やサイトでのCookie使用の可否をユーザーに尋ねるツールの設置です。
具体的に設置するとどうなるのかわかりませんが・・・広告を表示するにあたり、ユーザーの情報(Cookieなど)を取得する同意を得ることができるようですね。確かにユーザーファーストの考え方。
以前、同じようなイメージでCCPAに準拠して収益を増やす方法をご紹介しました。設定がまだなようであれば、こちらも合わせて設定してしまいましょう。
【Google AdSense】CCPAに準拠して収益を確保。設定方法は? katsuです。 さて、今回もブロガーさん向けの記事です。Googleアドセンスを使っていると本当にいろいろあります[…]
「GDPRに対応しましょう」の設定方法
では、Googleアドセンス管理画面に現れたGDPRツールの設定を行ってみましょう。メイン画面のタブから「詳細」を選ぶと設定方法を確認することができます。
設定内容を見ている限りではそれほど難しくなさそう。さっそくチャレンジです。
まずアドセンスの管理画面ホームから「広告」を選び、サイト名の横にある「編集」ボタンをクリックします。
「広告設定のプレビュー」画面が開きます。前回の記事で自動広告について検証を行いましたが、それと同じ画面ですね。右端にあるタブ「その他の機能」をクリックします。
下記の画面で「GDPR同意メッセージ」をオンにします。
こちらには以前記事にしたCCPAのプライバシーメッセージの設定もありますね。(設定がまだの場合はこちらを参照ください)
次にプライバシーポリシーのURLの入力が求められるので、入力して「確認」を押します。Googleアドセンスを利用している時点でポリシーページは存在しているはずです。
確認を押すと何だかしばらく時間がかかって・・・
こちらの画面が表示されます。ここで同意オプションの回答の選択肢を決めます。「同意する、オプションの管理」または「同意する、同意しない、オプションの管理」の2パターンです。それぞれプレビューはこのようになります。
「同意する、オプションの管理」の場合
「同意する、同意しない、オプションの管理」の場合
英語なのでアレですが、2番目の設定は同意しないボタン(Do not consent)が表示されていることがわかります。あまり深く考えず、同意しないボタンを押されても困るので同意する、オプションの管理にチェックを入れ、最後にサイトに適用を押します。
以上で設定は終了です!
GDPRの設定を終えて
さいごに。
今回はGoogleアドセンスでGDPRの設定を行ってみました。
要はアドセンス広告をサイト内に表示する際、勝手に表示してはダメで同意が必要ですよという設定を行ったわけです。そして相手はEUユーザーのみに適用されるので、同意を求めるメッセージ画面は英語のものとなります。
疑問はふたつ。
謎は残ります。ただ、僕のブログは海外からのアクセスをシャットアウトしていますし、そもそも日本人以外が閲覧したところで何ら面白くないでしょう。(日本人なら面白いの?というのは置いといて)
ということは、この設定特に効果を生むわけでは無いということでしょう。
しかし、やはりGoogleアドセンスの管理画面に新機能として登場したGDPR・・・確実に設定しておいたほうが良いでしょう。サイトに影響を与えそうもありませんし、簡単に設定できますし。
ということで、皆さんすぐに設定しちゃいましょう。
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