「影響力」永松茂久著レビュー
katsuのテキトーレビュー | |
ジャンル | ビジネス |
おすすめ年代層 | 30代~ |
読みやすさ | 4.0 |
役に立つ度 | 3.0 |
読み返したい度 | 3.0 |
総合おすすめ度 | 3.0 |
本のご紹介って永遠にできますね・・・katsuです。
今日は永松茂久さんの現在の最新作のレビューです。
「影響力 あなたがブランドになる日」
ご本人もおっしゃっていましたが、表紙に顔写真が透かされているカッコイイ本ですね。中身もどんどんカッコよくなっています。帯はこんな感じです。
「自分の価値を上げたいすべての人たちへ。自分の名前で生きていく。3坪の行商からミリオンセラー作家に登りつめた異色の著者が贈る、パーソナルブランディングのバイブル」
そして目次です。
1.なぜ、いま「影響力」なのか?
2.まずは自分を明確化する
3.お客さま像を明確化する
4.お金に対するメンタルブロックを外す
5.メンターに選ばれる人が、次世代のインフルエンサーになる
6.本を書こう。その夢をあきらめる必要など、まったくない
エピローグ.あなたがブランドになる日
それでは中身の紹介です。
どんな本?
中身は目次にすごく明確化されていますね。
これまでの永松さんの本はどちらかというと万人向けでした。誰にでも受け入れられる、人生を豊かにするアドバイスの本という感じでしょうか。
この「影響力」は、これまでの本とは少しテイストが違っています。読者層のレベルを少し高めにし、読み手を選ぶ本になっています。
今までが「誰でも成功できる!」というタイプの本であったとすると、この本は「成功するためにはこうするべきです」というイメージでしょうか。
本当に成功を目指す人向けに書かれていますね。この変化は永松さん自身の成長なのでしょうか・・・。
次期作が楽しみになる1冊
この本はおすすめではありますが、個人的にはやはり過去の作品が素人臭くて好きです。人情味に溢れていたという感じです。
永松さんの師匠である斎藤一人さんの言葉を随所に盛り込んで、臨場感のある本は感情移入することができました。ところが、この最新作はそういった臨場感はありません。
本の中にも斎藤一人さんの名前は出ず、「師匠」とたまに表記されているぐらいです。永松さんの変化が現れているのでしょうが、やっぱり少し寂しいですね。
ネタ切れというわけではないでしょうが、永松さんもこれだけ本を出版すると、言いたいことをほとんど書いちゃってるんじゃないのかな?という気もします。
次期作は、ぜひ昔のような臨場感のある作品を読みたいものです。
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