【Bing webマスター】クロール制御を見直してアクセスアップ!
katsuです。
ブロガーの皆さん、Bing webマスターツール使っていますか?
恐らくほとんどの方が利用しているのではないでしょうか。
ブログを運営する上で、検索エンジンは非常に重要な存在です。アクセスアップするためには検索エンジンからのオーガニックサーチによるお客様がとても大切だからです。主要な検索エンジンはGoogleとBingですよね。
そのBingが提供するサイト運営者向けツールがBing Webマスターツールです。
と言うと、すごく重要なツールだとおわかりいただけるでしょう。
さて、今回はこのBing webマスターツールのちょっとした設定を行いたいと思います。重要だ、と言っておきながら、僕は情報を見る程度にしか使っておらず、今のところ全く使いこなせていません。
とりあえず今回行うのは意外と見落としがちなクロール制御の設定です。さっそくこの記事を書きながらチャレンジしてみることにします。
Bing webマスターの「クロール制御」ってなに?
検索エンジンは「クロール」と言って、世の中のあらゆるサイトを見つけ出し、検索エンジンに登録する作業を昼夜問わず行っています。このクロールはどのサイトでも平等に行うというわけではなく、アクセスが多かったり有益な情報を提供していると判断されたサイトほどクロール間隔が短かったりします。(ドメインパワーが高いサイトほどクロール頻度が大きい)
ある程度のサイトになると毎日クロールされるようになりますが、このクロールされている間はサイトへのアクセス負荷が集中し、表示がものすごく遅くなってしまう可能性があります。
勘の良い方は気づかれたでしょうが、サイトを訪れる読者の方にとってクロールは悪でしかありません。サーバーに負荷がかかり、サイトの記事や情報が表示されるまでに時間がかかるということは、読者の方からすると・・・
このサイト、表示が遅いからもういいや!
と離れてしまうわけです。集客の機会を逃しているということですね。こちらのデータを見てください。
1~2秒:速い
3~6秒:平均的だが改善の余地あり
7~8秒:遅い(改善が必要)
10秒以上:非常に不便「Google AdSense マネタイズの教科書」より
表示速度が1秒遅くなるとページビューは11%下がり、ロードに10秒以上の時間がかかると49%のユーザーはサイトを去り、25%のユーザーは二度とそのサイトを訪れないということです。
これはマズイですよね!そこで登場するのがBing webマスターツールの「クロール制御」設定です。
クロールを行う時間帯を指定することができるのです。さっそく設定してみましょう!
Bingのクロール時間を指定する方法
それでは設定です。ウェブマスターツールを利用している前提で説明を進めていきます。まずはメニューから「自分のサイトの設定」→「クロール制御」を選びます。
ちなみに僕はこのメニューの「サイトマップ」と「URLの送信」を常用しています。記事を更新したとき、ここからサイトマップを記事のURLを手動で登録するのです。さて、クロール制御の画面を選ぶとこんな図が表示されます。
これがクロール制御の時間帯とその割合を示すグラフです。デフォルトでは全ての時間で均等にクロールする設定になっています。本来はユーザーが多い時間はクロール制御を減らし、ユーザーが少ない時間にクロールさせるのが賢い設定だと言えるでしょう。
上のタブから好きな設定を選ぶことができます。サイトのアクセスが多い時間を選ぶことで、最適な設定を自動的にやってくれるのでとても便利です。こんな感じ。
Bingのクロール時間をどうやって選ぶか
さて、意外と簡単にBingのクロール時間を指定できることがわかりました。しかし、どの設定にすればよいのかわかりませんよね・・・。そんな時はGoogleアナリティクスの「時間帯別ユーザー数」グラフが便利です。こちらです。
アナリティクスのトップページに表示されているアレです。これはわかりやすい・・・。こちらは僕のサイトの場合ですが、クロール設定に一番近いのは「午後5時~午後11時」が適切だとわかります。
しかし、午後5時までのアクセス数もそこそこありますよね・・・。こんな時はクロール制御の設定タブから「カスタム」を選び、自分でクロール時間指定を行うこともできます。アナリティクスの画像を元に作り込んでみましょう。
僕のサイトの場合、こんな感じにしてみました。
アナリティクスのユーザー数グラフの色の濃さとは反対に、Bingのクロール制御を行えばよいということになります。
夜中はとにかくフルパワーでクロールして頂く。そして午後9時からのゴールデンタイムは極力クロールしない設定に。昼休みの時間はアクセスが多いようで、逆に夕飯の時間はアクセスが少ない。そんなクセを捉えた設定にしてみました。
注意するのはクロール時間設定の面積をできる限り変えないようにすることだと思われます。
夜中だけフルパワーでクロールであとはしない設定、ということもできるでしょうが、その場合はクロールする時間が少なく、自分のサイトを隅々まで検索してもらえない可能性があります。それを踏まえて僕はデフォルトと同じ面積にしてみました。
さいごに
さて、今回はBing webマスターツールのクロール制御設定を行ってみました。少しずつですが色々と細かい設定を行っています。かならず成果はそのうち出てくることでしょう。
ブロガーさん、ぜひこの「初心者のブログ作成備忘録」カテゴリを順に読み、アクセスアップを目指してみてください!
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