チャンスは上から降ってこない。下に落ちているものだ。
by katsu
もういくつ寝るとお正月~の時期ですね。katsuです。
僕は普通のサラリーマンです。日本にサラリーマンってどれくらいいるんだろう・・・ふとそう思って調べてみました。
サラリーマンってどれくらいいるの?
「日本 サラリーマン 割合」で検索すると・・・
89パーセント!?(これは2017年度の割合です。)
そんなに多いんですね・・・思っていた以上の多さでした。実にこれだけの人が、誰かに雇われている雇用者ということになります。
「金持ち父さん貧乏父さん」という本がありますが、ここに出てくるようなサラリーマンでも自営業でもない、いわゆるお金持ち、っていう人はほんの僅かなのでしょう。
ちなみにこの本に出てくるお金持ちは、極端に要約すると自分は全く何もしない。昼寝でも遊んでいても巨額の富を得ることができる、という人です。そういう仕組みを作った「お金持ち」が登場します。興味のある方は読んでみてください。
チャンスってどこにあるんだろう??
雇用者がこれだけ大きな割合を占める日本。
サラリーマン、そして自営業の方にしても、何かもっと良い人生の生き方が無いものか、と考える人は少なくないでしょう。
今よりももっと上を目指したい!
チャンスを掴みたい!
苦労から抜け出したい!
そう考える人が大勢いてもおかしくありません。
「チャンス」って深く考えたことがありますか?人生を大きく変えるようなチャンス。日本語でいうところの好機。よい機会。
あわよくば自分にチャンスがあればな~と考えてしまいがちですが、チャンスというのは上から降ってくるものでは無いと思うのです。
下に落ちていて、それを自分で拾うかどうかが大事なのです。
チャンスと人間関係
チャンスが上から降ってくる、というのはつまり・・・自分よりも上の立場にある人が親切心で、あなたに良いものをあげよう!」と教えてくれたり恵んでくれたりすることです。
先輩が楽しいことを教えてやるよ!という意味かもしれませんし、知り合いがお前を雇ってやるよ!という意味かもしれません。自分が待っているだけで、良いことが転がり込んでくるということです。
けど、誰かが本当に親切で恵んでくれるなんて普通はありません。それに、恵んでくれる人を超えることってできないでしょう。
自分より「上」を見上げてばかりいるようでは、もちろん一番になることはできないでしょうし、もっと大事な人間関係を崩しかねません。
本当に大事な人間関係とは、立場の上下ではなく、「横」のつながりを強く感じることが大事です。
すぐにこの人は「上」、こいつは「下」という関係を作らず、常に「横」のつながりを作り出すのです。そりゃ、誰でも同じ人間ですから「横」でもいいですよね。
そして横から支えてもらって、下に下がりそうな人は引き上げてあげる。浮き上がってしまいそうな人には自分も浮き上がらせてもらう。一緒に浮き上がっていく。こういった人間関係が最も大事なのです。
この人間関係の中に、必ずチャンスは落ちています。人間関係の希薄な世の中に見えますが、たとえ一人きりでもチャンスのヒントを与えてくれるのは必ず「人」なのです。
そして、チャンスとは必ずしも今の仕事や勉強、苦労から抜け出すことではありません。今のやっていることをコツコツしている中で、
「これって実はチャンスじゃないの?」
と気づくこともあるでしょう。
今まで自分が踏みしめてきた中にもチャンスは転がっているものです。人間関係を磨き、自分にできることをしっかり考えてみませんか?