ポジティブだとかどうでもいい
by katsu
今年も終わりが近づいてきましたね。
katsuです。
ポジティブ。辞書で引くと色々な意味があるんですね。事象を正負2極で考えたときの「正」側。医学的には陽性・陰性の陽性側を指したりするようです。そして、良い考え、ポジティブシンキング、とあります。
ここで書きたいのは、ポジティブシンキング。つまり「プラス思考」についてです。
ポジティブ=良い?ネガティブ=悪い?
ポジティブ(プラス思考)についての考えは、色々な書籍が出ていたり、ネットで少し検索しただけでもたくさんヒットします。
不思議なことに、その中のほとんどは「ネガティブは悪くない」ということが書かれていて、それなのに「ポジティブになるにはこうしたらいい!」と書かれています。(もちろん例外はありますが。)
しかし、遠慮せずにはっきり言い切ってしまいます。「ネガティブは悪い」ですし、「ポジティブになろうとしてすぐになれるものではない」と思うのです。
こう言ってしまうと、大抵はネガティブな人ばかり、となってしまいそうですがそうではありません。ここで言いたいのは誰でもポジティブな部分もあればネガティブな部分もある、ということなのです。
自分の中を良い考え(ポジティブ)で埋め尽くしてしまうことができれば、とても幸せな気分になれると想像できますよね。逆に悪い考え(ネガティブ)で自分を満たすと、とんでもなく不幸になるのでは・・・と感じるはずです。
どちらかで100%満たされている人はいません。そして、生活していくそのタイミングによってもポジティブな時もあれば、そうでない時もあるでしょう。
勝手な思い込み?
生活していくそのタイミング、と書きました。自分がポジティブだとかネガティブだとか考えてしまうタイミング。それは、
「自分と他人を比べてしまう時」
「自分で勝手に変な思い込みをしてしまう時」
こんな時ではないですか?例えば、
「あの人はこんなに前向きなのに自分は・・・」
という感じで、自分と他人を比べてしまう時。自分と他人を比較する典型的な例ですよね。
「自分は他人より劣っている。嫌われているんだ。」
これも、自分で勝手に変な思い込みをしてしまっているでしょう?
誰でもこんな考えを持ってしまうタイミングってあります。ぱっと見て、元気に見える人でもそういった劣等感を持つ時ってあるはずなのです。
ただ、その劣等感を気にするかどうかはその人自身の問題です。
もうポジティブだとか気にするのやめませんか?
そもそもポジティブかどうかなんて、気にするのはやめませんか?それが一番のポジティブじゃないの?と思うのです。
そのためには、「悪いこと・自分の悪い部分を気にしない」ことが一番です。
もう一歩進んだ究極系。それは「気にならない」ということです。気にしないようにと意識するだけでは、やはり気にしているのです。悪いことを悪いことと捉えない。これが「ポジティブ」と言われる本当の姿なのではないでしょうか。
まずは良いことに焦点を当てよう!
僕自身、前向きかどうかというと微妙です。けど、後ろ向きではありません。
今現在や過去に起こった悪いことに焦点を当てたところで、そんなことばかり気にしていると参ってしまいますから。
あとは、良いところに焦点を当てればいい。しかし、これがとっても難しいですよね・・・。
極端な例ですが、事故にあって大怪我をしたとしても、死ななくて良かった!という良いところに焦点を当てて幸せに感じる、といった感じです。
こんなこと簡単にはできません。まずは少しずつでいい。
生活の中で起きる不幸(と自分が勝手に思っている)に対して、○○の部分は良かった、という感じで良いところに焦点を当てる練習をするべきです。
ポジティブかどうかなんて気にする必要はありません。
良かった!
嬉しい!
何でもうまくいく!
そんなラッキーを生活の中で感じとれば良いのでしょう。
ラッキーを感じる生活。みなさんも一緒にチャレンジしてみませんか?ただし独りよがりにならず、周りの人にも考慮して。