辛くない人なんていないって絶対
by 木村拓哉さん
お正月の独特の雰囲気っていいですね。
katsuです。
今日はテレビで偶然聴いた名言のご紹介です。木村拓哉さんのお言葉です。
「モニタリング」での一コマ
「辛くない人なんていないって絶対!」
「モニタリング」というバラエティ番組での木村拓哉さんの言葉です。この番組、ドッキリ番組かというと少し違っていて、こういうことをされたら人はどうするのか?という基本コンセプトがあるようです。
2019年1月2日。この日のスペシャルでは、木村拓哉さんが登場しました。この中で、俳優の勝地涼さんが木村さんに俳優を辞めたいと相談した時、木村さんはどう反応するかというモニタリングです。
この「モニタリング」の内容が良いか悪いかは賛否両論わかれるところだとは思いますが・・・それは置いておきましょう・・・
偶然見ていたこの番組で、木村さんが本当に真剣に勝地さんにアドバイスする様は、ファンでなくとも「カッコイイ」と思えました。
木村さんのアドバイス
勝地さんは、木村さんに
「もう俳優業は辛いからやめようかと迷ってます」
と伝えます。何十年もの間、この世界でやり抜いてきた木村さんとしては心穏やかな心境ではなかったでしょう。何言ってるんだ!と言いたかったに違いありません。しかし木村さんは、自分の経験を語りだしました。
自分にも本当に辛い時があった。けど、必死で頑張った。辛くない人なんていないって絶対!
恐らく勝地さんを叱りつけたいであろう木村さん。こんな言葉は、自分のことではなく相手の気持ちを考えていなければ絶対に出ない言葉です。
相手の立場に立って物事を考える。基本的なことですが、なかなかできないものです。これだけのスーパースターであっても、こんなことができるのは本当に立派なことだと感じますよね。
辞めたいなんて思わない
会話の中で、勝地さんは
「辞めたいと思ったことはなかったですか」
と木村さんに聞きます。しかし木村さんは、
「無い。」
即答します。そんなことはお世話になった方に申し訳が立たない、と。
恐らくですが、木村さんも辛いことがたくさんあったでしょう。(実際に今でも辛いことだらけだとおっしゃっていました)
その中で、辞めたいと思ったことは1度や2度では無いはず。けど、「無い。」と言い切ったのです。
これは木村さんの強い芯の通った志がそう言わせているのでしょう。もしもここで、辞めたいこといっぱいあったんだよなあ、なんて言ってしまっては、勝地さんに対しても、自分に対しても芯を通せなくなります。
そして、この芯の通った「志」をしっかりと持っていることが、人の器の大きさを決めるひとつの要素であることは間違いありません。
木村拓哉さん。単純な好き嫌いもあるでしょうが、やはりスーパースター。
見た目、演技などえはなく、何より考え方が「カッコイイ」ですね。
木村さんと同じになる必要はありませんが、何か自分の中に一本の芯を通したいものですね!