THE THOR(ザ・トール)設定方法のすべて その9「SEO設定」
katsuです。
WordPressのテーマTHE THOR(ザ・トール)の「外観カスタマイズ」設定方法を全てお伝えしています。今回は「SEO設定」です。
今回のSEO設定の説明は、WordpressやテーマTHE THORに限らず、あらゆるサイトで役立つ情報モリモリでいきたいと思います。
SEOとは「検索エンジン最適化」。恐らくSEO対策というのは果てしなく大変なのでしょうが、その第一歩としてテーマの設定をしっかりとしておきましょう。(僕の設定もまだまだだですが。)
THE THOR(ザ・トール)「SEO設定」
このテーマで設定できるSEO設定は、実はそれほど多くありません。テーマ自体が十分なSEO対策ができているということなので、ユーザーの設定領域は少ないのかもしれませんね。それだけに、しっかりと設定をしておきたい項目でもあります。
それでは順に見ていきましょう。
TOPページSEO設定
TOPページのtitle
まずは「title」の設定です。恐らくサイトで一番大切なもの。それがサイトの名称です。この部分に名称を登録することで、検索エンジンは「こういう名前のサイトなんだな!」と認識することができるのです。
現在の活ノートのタイトル設定は、「いいものなんでも。活ノート。」です。
ころころとサイト名を変更してしまっているので、検索エンジンには古いサイト名が表示されることもあります。実は、サイト名をこれまで何度か変更してきました。
前回は「究極のお悩み解決書 | 活ノート!」でした。
順に過去に遡っていくと、
「活ノート! -KATSU NOTE-」
「活ノート!ネットで読むビジネス書」
「活ノート!ネットで共有。ネットでつながる。」
でした。
僕はどうしても大勢の方に来ていただきたいので四苦八苦しています。最初の「ネットで共有・・・」はほぼ意味なくとってつけた名称です。「活ノート!」だけでは文字数が少なく、タイトルとして不適切なのでとってつけたのです。
次にイチオシのカテゴリ名「ネットで読むビジネス書」と名付けたのですが、検索エンジンはキーワードを拾い集めますので、「ネットビジネス」サイトだと勘違いされてしまいました。挙句の果てにローマ字表示を追加したのですが、これまた何の意味もありませんでした。
その後は、キーワード「悩み」「解決」を盛り込み、究極の言葉でアピールする「究極のお悩み解決書 | 活ノート!」としています。更にサイト名の活ノートの前にキーワードを入れることで、SEO効果が出るのでは、と考えました。ちなみに「活ノート」で調べると終活ばかりヒットします・・・。
【’19.7.4追記】
タイトルの変更に関して記事を執筆しています。こちらをご覧ください。
【Wordpress】そこのあなた!ブログ改革する前にこれだけは絶対読んどけ! katsuです。 何となくですが、少しブログを改造してみたい気分になりました。 このブ[…]
TOPページのmeta description
さて、次にメタディクリプションについて説明します。メタディスクリプションとは、いわゆる説明書きです。活ノートの場合、以下の表記にしています。
「ネットで読める究極のノート。情報が集まればどんな悩みも解決するはずです。名言やおすすめ商品、ブログの作り方から宣伝まで幅広く執筆します。」
一度このサイトをGoogleやYahoo、bingで検索してみてください。タイトルと説明書きが表示されるはずです。この説明書きがメタディスクリプションですね。検索エンジンはこの説明を解析して「このサイトはこういうイメージね!」と認識しますので、タイトルと合わせて非常に重要な設定項目でもあります。
ここで大事なのは文字数です。最大120文字であることに注意してください。規制はないと思いますが、120文字を超えると検索エンジンの説明書きエリアに表示しきれません。また、最近ではスマホでの検索も増えています。そのため、おすすめの文字数は70~80文字です。
どうしても120文字まで使いたければ、重要な言葉を70文字以内に書き、この辺りで一度文章を区切るのがベストでしょう。
CSS非同期読み込み設定
活ノートの設定は以下の通りです。
4項目にチェックを入れています。
CSSとは、サイトのデザインを司るファイルだと思っていただいて問題ありません。僕もど素人なので詳しく説明できませんが、通常はサイトを開くと同時にCSSを読み込み、そのデザイン設計の通りに画面が表示されます。非同期読み込みとは、恐らくCSSをキャッシュ(保存)しておき、サイトのデータを優先して表示する技術だと思います。
そのため、画面が素早く表示されるというわけです。4項目にチェックを入れることでブースト効果が期待できます。
ただしひとつだけ注意があります。僕もいろいろと情報を調べ、上から5項目をチェックするとよいという情報を信じ、5項目のチェックを入れていました。これではダメです。「メインCSSを非同期」チェックは入れないでください!
サイトを開くとき、画面が大きく崩れてみすぼらしいことになります。検索画面がチラチラ表示されたり、画像が正しく表示されない現象が発生した時は、この部分のチェックが入っていないことを確認したほうが良いです。
img非同期読み込み設定
CSS非同期読み込みと同じく、img(イメージ)ファイルを非同期読み込みする技術です。こちらもサイトの読み込みが早くなるということでしょう。活ノートではチェック:「有り」設定としています。
そもそも読み込みが早くなるということは、検索エンジンに優良なサイトだと認識されるようで、これがSEO対策につながるということですね。サイトのスピードアップ、今のところ深く考えていませんが、ゆくゆくは挑戦していきたいと思います。(サーバーを変更するのが一番??)
htaccess設定
htaccess(htアクセス)とは、Wordpressを構築しているファイルのひとつです。ここでは詳しく説明できません。よくわかりません・・・。通常、Wordpress専用に製作されたテーマを普通に使っているのであれば、こういったファイルはさわる必要が無いはずです。
ここでの設定は、
ブラウザキャッシュを有効にする :「有効」
Gzip圧縮を有効にする :「有効」
としています。
正直、効果は目に見えてわかるわけではありません。両方の項目ともにキャッシュデータを使ったり、圧縮を使ったりというTHE THOR独自の高速化技術です。ここではせっかくの有料テーマを信じ、チェックを入れています。今のところ何の不具合もありませんし、安心してチェックを入れて良いと思います。
HTML圧縮設定
HTML自身を圧縮できる設定のようです。ここでも、圧縮する:「有効」設定としています。htアクセスと同じく、せっかくの機能を使わないのはもったいないです。これで不具合が出たら大問題ですが、こちらも今のところ不具合は発生していません。安心して頂いてよいと思います。
さて、SEO設定は如何でしたでしょうか。活ノートの設定を全てお伝えしましたが、まだまだ良い設定があるのかもしれません。設定よりもまずは記事をしっかり書くんだ!という意見もたくさんあると思いますが、できれば記事を書く前に最低限の設定はしておきたいですよね。こういった情報交換ができればありがたいですね。
次回は「SNS設定」以降の設定項目についてお伝えします。
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