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『インバスケット思考』を読んでみた。仕事を楽しくする第一歩?

『インバスケット思考』を読んでみた。仕事を楽しくする第一歩?

katsuのテキトーレビュー
ジャンルビジネス
おすすめ年代層30代~40代
読みやすさ 5.0
役に立つ度 3.0
読み返したい度 2.0
総合おすすめ度 3.0

 

katsuです。

 

久しぶりに『人生が変わるおすすめ本』カテゴリーの記事投稿です。

 

本で人生が変わるなんてオーバーじゃないの?と思われる方も多いかもしれません。でも良本はそんな力を秘めている場合があります。今回紹介するのは、

 

インバスケット思考

 

という本です。

 

僕にとっては少し簡単かな?という気もしましたが、それは単に本が読みやすかったというだけなのかもしれません。管理職視点で仕事をどのように進めていくか、人をどのように使うかを学ぶことができる本です。

 

ちなみにインバスケットは、元々管理職試験や昇格試験に利用されるツールです。将来に向けてこの本で理論を学ぶも良し。既に管理職の方が復習に使うも良し。

 

組織で生きるビジネスマンの必須テクを学ぶことができます。

 

それでは詳しく紹介していきましょう!

 

 

「インバスケット思考」はどんな本?

インバスケット

 

まずこの本の基本情報。著者は株式会社インバスケット研究所鳥原隆志さん。

 

本の表題には究極の判断力を身につけるとありますね。そして帯には脳に汗かく!面白さにハマる!!と書かれています。

 

そもそもインバスケットとは何なのか。僕もこの本を読むまで知らなかったのですが・・・

 

インバスケットとは管理職の机の上に置かれている未処理の案件が入った未処理箱のことです。

 

もちろん箱だけでなく、最近では当然のように情報のやりとりをしているEメール、更に直近ではオンラインで情報をやりとりできるskypeやLINE、ZOOMなども「未処理箱」の一種でしょう。この本はそんな未処理箱の案件をいかに短時間に効率よく処理するかの道標となる本です。

 

実際の管理職試験では○○分に○○件の案件を見て、どのように処理を行うかという筆記形式で行われるようです。この本の場合は60分で20案件の処理を行います。さすがに筆記形式にはできないので4択式になっています。

 

自分がその案件を取り扱う主人公となり、処理を行っていくわけです。大抵の場合は突然ある管理職に取り立てられ、目の前にたまっている案件を時間内に処理する形式のようですね。この『インバスケット思考』の場合は、自分が主人公青山みあになったつもりで読み進めます。

 

みあは多摩洋菓子株式会社の社員。翌日から研修で6日間海外に出かけるという前日、突然東京中央店店長に着任します。定時後に中央店に行って残務処理を行いますが、時間は1時間しかありません。処理する案件は20件。さあどうする?って感じです。

 

ここでは第一案件を参考に紹介してみましょう!

 

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中央店で落ち合うはずのSV(スーパーバイザー)が突然来られなくなったそう。メールで添付資料が送られてきています。第2案件以降を処理するために必要な情報でもあるし、この第1案件自体をどう処理しておくか。

 

選択肢はざっくりこんな感じ。

 

①SVが来ないなら仕方がない。
②とりあえず資料の確認のみ行う。
③SVに今後の支援とお店のフォローを依頼する。
④自分が窮地に陥っているのに来ないことに抗議する。

 

答えはぜひ本を読んでみてください。インバスケットは筆記形式の試験なので、確実にこれだといった答えが存在しません。自分の考えに一番近いものを選ぶことになります。

 

ちなみにこの第1案件で問われるのは当事者意識。「メールで資料が届いたからまずは確認するべきか~」と思って②を選んだあなた。それは当事者意識に欠けているのかもしれませんよ。(←僕です)

 



 

インバスケット思考は社会人に求められる素養

素養

 

さて、『インバスケット思考』のご紹介はいかがでしたか?たくさんの印象を持たれたのではないかと思います。この本、とにかくストーリー仕立てでわかりやすく、読みやすくなっているのでぜひ大勢の方に読んで頂きたいですね。

 

そしてこのインバスケットの考えは誰もが持っておくべき素養だと僕は思います。

 

仕事だけでなく、用事や遊びであっても、人は誰でもたくさんやることがあるはずです。簡単に優先順位付けができれば良いですが、場合によっては何を先にやったらわからなくなってアタフタすることもあるでしょう。そんなとき、物事をどのように考えればよいかを学ぶことができるのがインバスケットです。

 

例えば仕事のシチュエーションでひとつ簡単な例を挙げてみましょう。

 

あなたは直属上司のAさんからこの仕事をすぐにやるようにと申し付けられました。仕事をやりだした直後、Aさんの更に上司であるBさんから違う仕事を大至急やるように申し付けられました。あなたはどうしますか?

 

Aさんの仕事をやり続けるとBさんの大至急の仕事はできなくなります。

Bさんの仕事を引き受けるとAさんのすぐやる仕事ができなくなります。

 

簡単な例ですが、鮮やかに切り抜けられるとカッコいいですよね。そしてカッコいい判断ができる人間が次期Aさん、Bさんになっていくのです。

 

今回紹介した『インバスケット思考』。こんなカッコいい判断をするための教科書の一冊となりそうです。

 

ちなみにこの本、インバスケット試験を実際に受験しようとする人にとっては簡単すぎるようで、中級編の本も発売されています。

 

ぜひ皆さん、自己研鑽にチャレンジしてみましょう!

 

あ・・・

 

先ほどのAさん、Bさん問題。

 

BさんにはAさんに○○の仕事を申し付けられている旨を相談する。
AさんにはBさんに△△の仕事を申し付けられた旨を相談する。

 

こんな対応で良いのでは・・・。インバスケットの答えは人それぞれ。あなたの答えは??

 

物事に対し常に自分の答えを準備する。こんなのも自己研鑽のひとつでしょうねー。

 

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