スマートウォッチ HUAWEI Band 3 Proレビュー!GPS内蔵高機能です。
katsuです。
先日スマートウォッチを購入しました!!
そもそもスマートウォッチが何なのかよく知らない中で、いろいろと調査しHUAWEI(ファーウェイ)製のBand 3 Proという商品を購入しました。最近では1万円以下で購入することができ、ガジェット好きにはたまらない商品と言えるでしょう。
初めてのスマートウォッチということもあるでしょうが、かなり満足の商品です。じっくりとレビューしてみたいと思います!楽しい商品ですよ。
そもそもスマートウォッチで何ができるのか
スマートウォッチってそもそも何なのでしょうか。
僕がスマートウォッチの購入を決意したのは、運動量を何か測定できるものは無いかな?と調べ始めたのがきっかけでした。商品にもよりますが、スマートウォッチは歩数計機能を備えているのはもちろん、様々な運動の記録を残すことができるのです。
スマートウォッチといえば一番にアップルウォッチを思い出しますが、今では本当に多くのスマートウォッチが販売されています。そんな中でHUAWEI Band 3 Proを購入したのは、とにかくコストパフォーマンスが高いからです。
商品はあとで詳しく紹介するとして・・・スマートウォッチは通常の時計に比べ、こんな違いがあります。
・手首で検知できる体の情報(運動量や活動量、心拍数、商品によっては血圧など)を測定し記録を残すことができる。
・スマートフォンの着信や通知をスマートウォッチで気づき、確認することができる。
・通常の時計として使用できるが通常は画面が真っ暗。タッチなどで表示させてからでないと時刻確認できない。
・定期的に充電する必要がある。
・見た目がハイテクガジェットぽくてかっこいい(逆に嫌がる人もいるか?)
大きなポイントとしてはこんな感じでしょう。そしてスマートウォッチの中でも、このHUAWEI Band 3 Proはこんな特徴があります。
・GPS内蔵で野外のウォーキングやランニングの記録を詳細に記録できる
・「HUAWEI TruSleep」搭載で睡眠記録を詳細に記録できる
・防水仕様で水泳の運動記録も残すことができる
・「Huawei Health」でスマホと完全連携
特に他のスマートウォッチと大きく異なるのはHUAWEI TruSleepで睡眠の質をしっかりと捉えることができることでしょうか。それではこの商品の開封、設定、そして使い方を順番に見ていきましょう。
HUAWEI Band 3 Proを開封してみる
今回購入したのは、HUAWEI Band 3 Proのゴールドです。ブラックと2色展開されていますが、黒はオーソドックスすぎるか?と感じゴールドにしてみました。
商品はこんな感じです!
これが外箱です。フタを外しているわけではなく、最初からアクリルの外箱なんですね。開封してみると中身はこんな感じです。
スマートウォッチ本体と、充電用のアダプタとUSBケーブル。そして小さなクイックスタートガイドと保証書です。
はっきり言ってこのクイックスタートガイドと保証書は見る必要無し、残しておくだけでOKです。多国語で書かれているので日本語で読める箇所は数ページだけです。どちらかというとこのサイトの方が詳しく使い方を説明できているでしょう・・・。
商品をじっくり見てみます。
まず表面のゴールド部分は真鍮と思われます。ヘアライン処理されておりなかなか高級感があります。裏側のゴールド部分は樹脂にシボ処理(サラサラ処理)にゴールド塗装されている感じです。そのうち色ハゲするかも?
画面表面はツルリと曲面レンズで高級感があります。画面の下には楕円形のマークがあり、画面表示用のタッチセンサーの場所を示しています。写真では分かりづらいですが、突起はありません。
ベルトはシリコン製。ゴムとは感触が異なり、こちらも少しサラサラで肌触りが良い感じです。ベルトの穴間隔が狭く、どんな手首の太さでもお好みのサイズで使用できます。バンドを固定する輪っかの部分には、裏側に突起がありズレないように工夫されています。パッとみてこれは素晴らしいと感じました。
裏側はセンサーと充電器接続用の端子があります。センサーは緑色のLEDがビカビカと光り、心拍数を測定することができます。恐らく近接センサーも搭載されており、手首につけられているかどうかを検出しています。
ベルトは交換できないと思われがちですが、根本のくぼみからストッパーを抜き取るだけで簡単に交換できるものと思われます。消耗品ですから交換できるのは嬉しいですね。
HUAWEI Band 3 Proを設定してみる
それではさっそく電源を入れてみましょう。そして唯一マニュアルを見るとしたらココでしょう。
電源を入れるためには充電器を接続する必要があります!
いくら頑張って画面のタッチセンサーを長押ししたり、強く押したりしても意味がありません。(そもそもタッチセンサーなので強く押すという動作は存在しません)
充電用のアダプターをベルトにカチッとはめて充電を行います。USBはアダプターが付属しませんので、スマホ用の充電器やパソコンのUSBポートなどを使いましょう。最近ではUSBポート付きのOAタップがありますので充電用には最適です。
端子の位置を合わせてアダプタをはめこむと充電できます。僕の場合は充電せずとも最初から半分ほどバッテリー残量がありましたので、起動だけしてすぐに充電器を外しました。
電源を入れるとこんな画面が表示されます。
ここでスマートフォンとHUAWEI Band 3 ProをBluetoothで接続します。
ここでひとつ重要なご連絡。このスマートウォッチは、必ずスマートフォンとセットで使用する必要があります。スマホとBluetoothでペアリングしない限り、この画面から先に進むことができません。一旦適当なスマホとペアリングして無理やり使うこともできますが、スマートウォッチの機能を1割も活かすことができません。必ずスマートフォンを個人で持っていることが前提です。
さて、それではペアリング作業です。まずスマホにHUAWEI製のアプリ「Huawei Health」 をインストールする必要があります。ストアからダウンロードしてインストールし、スマホのBluetoothをオンにします。
「Huawei Health」アプリを立ち上げ、「マイデバイス」から「追加」を行います。機種を選ぶだけで簡単に設定が完了します。この商品はHuaweiで言うところの「スマートウォッチ」ではなく、「スマートバンド」なので注意しましょう。
「HUAWEI Band 3/3 Pro」を選択します。
画面上に「HUAWEI Band 3 Pro-C23」と表示されました。タップするとペアリング処理が行われます。
スマホ側からBluetoothでペアリング処理を行うと、このようにスマートウォッチ側にペアリング画面が出ます。「レ」をタッチします。
無事にデフォルト画面が表示されました!Bluetooth接続されていると画面の上部にマークが表示されますね。
スマートウォッチ側で設定
さて、無事に電源が入ったら初期設定を行います。スマートウォッチ側でできる設定はこれだけです。
・画面の明るさを3段階から選択(デフォルトは中間)
基本的に設定はスマホ側で行います。そのためウォッチ側で行う設定はこれだけです。デフォルトで全く問題ありませんので、ウォッチ側での設定は不要と言い切ってもいいでしょう。時計画面もデフォルトが一番良いと思います。唯一画面上にバッテリー残量とBluetooth接続表示されます。(他の2種類はタッチしないと表示されない)
スマートフォン側で設定
それではスマホにインストールした「Huawei Health」で本格的に設定を行います。と言っても、すごく簡単な設定です。僕の設定を元に説明していきましょう。
プロフィールの設定
直接のスマートウォッチ設定ではありませんが、プロフィールを必ず設定しておきましょう。「自分」タブの「プロフィール」から設定することができます。性別、生年月日、身長、体重を設定することができます。
これらを設定しておくことで、運動によるカロリーや運動強度(運動による効果)、歩数と歩行距離の関係、年齢における心拍数の定義などなどが算出され、設定されることになります。スマートウォッチをフル活用するためにも、必ず設定しておきましょう。
HUAWEI Band 3 Proの設定
「Huawei Health」を起動し、「自分」タブの「マイデバイス」から「HUAWEI Band 3 Pro」を選んで設定を行います。ここで基本設定を全て行うことができます。僕の設定方法を元に説明していきましょう。
・HUAWEI TruSleep
「有効」に設定しています。ウォッチをつけたまま眠ると睡眠情報を記録することができる機能です。なぜ寝た時間がここまではっきりわかるのか、呼吸の質まで知ることができるのか。HUAWEIが最も力を入れている機能だけあってかなり役に立ちます。寝ながら時計をつけることに抵抗がなければ、ぜひ有効にしておきましょう。
・活動促進通知
「オフ」にしています。1時間以上座ったままでいるとウォッチが振動し、活動を促す機能です。長時間運転していたりしても振動しますので、僕はオフにしました。
・心拍数の継続的な監視
「無効」にしています。これは有効にして記録を残すのも楽しそうです。ただし、ウォッチの裏側で緑のLEDが光り続けます。さすがにバッテリーの持ちが悪くなるだろうと感じたため無効にしました。
ウォーキングやランニングのときには自動的に心拍数測定はオンになりますし、バッテリーのことを考えれば無効で良いでしょう。ちなみにバッテリーは1週間余裕で持ちます。ウォッチを外したときは自動的に心拍数測定も無効になります。
・アラーム
目覚まし時計です。僕は使っていません。ただ、このアラームもかなり高機能だそうです。TruSleepと連携し、眠りが浅いときに通知してくれるためスムーズに起きられるのだとか。
・通知の鳴動制限
時間を指定して鳴動をさせない機能です。スマートフォンの通知がウォッチに届いても鳴動しなくなります。夜間の睡眠時用ですね。
・通知
この設定はスマートウォッチを使う上での重要な設定となるでしょう。スマートフォンのどの通知をスマートウォッチに転送するかを設定することができます。アプリごとに選択することができますので超便利です。
僕の場合はLINEやジョルテ、メッセージ、電話帳、Yahooアプリなどを登録しています。LINEは送り主とタイトルを手首で確認することができますし、ジョルテは予定を通知することができます。Yahooアプリで号外を通知するようにしておけば、ウォッチで号外を確認するなんて使い方もできます。スマホがすぐに取り出せない場所にあっても情報が確認できるのは本当に便利です。
・天気予報
「無効」にしています。ウォッチ画面上に天気予報を表示することができますが、スマホのGPSを必ずオンにしている必要があります。僕はスマホのバッテリー節約のためGPSを常にオフにしていますので、天気予報は諦めました。
・Bluetooth切断時の通知
「オフ」にしています。よほど重要な通知を待ち受けている場合はオンにしておいた方が良いでしょうが、スマホを置いて少し離れる場合などに毎回ブルブルなるのは面倒です。
・機能のカスタマイズ
スマートウォッチに表示する機能をカスタマイズすることができます。デフォルトのまま使っています。「毎日の活動を追跡」「心拍数」「睡眠モニタリング」「ワークアウト」「メッセージセンター」全ての機能をウォッチ上で確認できるようにしています。
・手首を上げて画面を起動
「オフ」にしています。なかなか良い感度で表示できますが、関係ないときまでオンしてしまうのが嫌でオフにしました。
・回転して画面を切替
ウォッチ上で機能を切り替える場合、基本的にはフリックを使いますが手首の回転でも機能を切り替えることができます。これも特に必要な機能ではありません。お好みで。
・Wi-Fiで更新パッケージを自動ダウンロード
「オン」にしています。スマートウォッチ自体はインターネットに繋がる能力はありませんが、スマホで取得したデータをウォッチに流し込み、機能をバージョンアップさせることができます。今後のバージョンアップで更に便利な使い方ができるようになればいいのですが・・・。
HUAWEI Band 3 Proの使い方
それでは実際のスマートウォッチの画面から、その機能をご紹介しましょう。画面下のサークル部分をタッチし、画面をオンしたあとに上下フリックで機能を切り替えることができます。
デフォルト画面
時計代わりに使えるよう、時刻が大きく表示されている画面です。画面上を長押しすると3つの表示モードを自由に切り替えることができます。
メッセージ画面
スマホに来た通知を確認することができます。通知が来た時点で画面に表示されますので、基本的にわざわざこの画面で内容を確認する機会は無いかもしれません。複数の通知があってもフリックでスクロールして確認することができます。
その他画面
タイマーやストップウォッチ、画面の明るさの変更などを行うモードです。使用する機会はほとんど無いでしょう・・・。
ワークアウト
運動の記録を残すための画面です。タップすると、どの運動を行うかを選択することができます。
ランニング
ランニングマシン
ウォーキング
サイクリング
エアロバイク
プール
オープンウォーター
自由訓練
それぞれ、目標時間や目標距離を設定することができ、運動を行うときと終わったときに手動で動作オン・オフする必要があります。モードに応じて心拍数の測定や、GPSが自動的にオンになってマッピングしたりします。スマートウォッチの醍醐味ですね!
睡眠モニタリング
ウォッチ上では前回の睡眠時間だけが表示されます。細かい情報はスマホ上で確認する必要があります。
心拍数
タッチすると心拍数測定を行うことができます。心拍数の測定を常時行う設定にしていると、スマホ上でグラフ化して心拍数を確認することができます。
毎日の活動計
歩数計機能の表示です。タップすると更に細かい表示を行うことができます。消費カロリー、歩行距離、運動強度の高い運動を行った時間・・・といった感じです。いずれにしても細かい情報はスマホで確認する必要があります。
スマートウォッチ上ではこんな感じの機能を使うことができ、記録を測定したものは全てBluetoothでスマホに送られて詳細データを確認することができます。運動データをスマホ上で見ているだけで、次はもっと頑張って運動しようという気になります。
HUAWEI Band 3 Proはこんな記録を残すことができる
それではHUAWEI Band 3 Proで残すことができる記録を一部ご紹介しましょう。
TruSleepで残す睡眠記録
さっそく画面をご覧ください。このように睡眠記録を残すことができます。
寝た時間、起きた時間はもちろんのこと、かなり正確にデータ収集されていると感じます。なぜ手首でこんな情報がわかるのか・・・謎です。昼寝も自動的に観測してくれてアドバイスが表示されたりもします。
ここで表示されるアドバイスも「なるほど」と納得できるものが多いです。適当に作られている機能ではありません。本当に役に立ちますよ。
ワークアウトで野外ウォーキング記録を残す
こちらもまずは計測した画面をご覧頂きましょう。
歩いたマップ、運動情報の詳細、そして心拍数情報です。やはりGPS内蔵はマップが記録できるのが楽しいです。いつどこを歩いたかも記録を残すことができますから。ちなみにPro版ではない「Band3」はGPS機能が内蔵されていません。購入時は注意しましょう。
HUAWEI Band 3 Proの不満点
こんな高機能なHUAWEIのスマートウォッチですが、やっぱり不満点もあるものです。
・デフォルト画面で長押しするとブルッと震えて画面表示切り替えモードになってしまう
・「HUAWEI TruSleep」機能がたまに動作しない
・画面の明るさ調整が3段階。もっと細かく調整したい。また夜間モードは自動的に画面が暗くなるが、差異があまり無く眩しい
・白のベルトは汚れが目立つ(ベルト交換はできる)
・スマートウォッチ単体でも使えない(プレゼントに使いたい)
まあ・・・どれも大した問題ではありません。今後の新しい商品に期待ですね!!Band4も楽しみです。
さいごに
さて、HUAWEI Band 3 Proのレビューはいかがだったでしょうか。数あるスマートウォッチの中で、この商品は入門機種と言って良いでしょう。ただし、9千円程度で購入できる商品としては、メチャクチャコストパフォーマンスが高いと言えます。
今回僕は初めてスマートウォッチにチャレンジしましたが、散歩やウォーキングマシンで運動することが楽しみになり、確実に健康に寄与していると感じます。
更に画面が大きい商品だったり、山登りに特化した商品だったり・・・早くも次に購入するスマートウォッチが楽しみになったりもしています。まずはこのHUAWEI Band 3 Pro。じっくり使い込んでいきたいと思います。
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