【bbPress導入編】Wordpressで掲示板サイトを構築してみる
katsuです。
さて、今回はWordpressのプラグインbbPressの導入にチャレンジしてみます！
先日、SNSサイトを何とか構築したいと考えてBuddyPressというプラグインの導入にチャレンジしました。記事はこちら↓
【BuddyPress設定編】SNSサイトの構築にチャレンジ！ katsuです。 前回の記事ではBuddyPressというWordpressプラグインの導入にチャレンジしました。Wordpre[…]
このBuddyPressはツイッターのようなSNSサイトを構築できるのですが、どうも僕のやりたいことに合わなかったんですよね。小規模ツイッターのような感じなので、これならツイッターでいいやんと思えてしまったのです。
ちなみに、僕がやりたいことはこれです。
最初はメンバー登録やコメントのやりとり等など、高機能なBuddyPressがベストかと思ったのですが失敗。（理由は上記リンクを。）そこで今回はbbPressの導入にチャレンジするというわけです。
bbPressはSNSサイトを作るというより、掲示板を設置できるプラグインといった感じです。フォーラムを設定することで、そのお題にたくさんの方から意見をもらうことができます。それではさっそくbbPressの導入にチャレンジしてみましょう！例によって、この記事を書きながら導入を行っていきます。
bbPressをインストールする
何はともあれ、まずはbbPressをインストールしてみましょう。この段階で前回インストールしたBuddyPressプラグインは消去しておきます。このふたつのプラグインはどうやら相性が良く、SNS＆フォーラムを作り出すことができそうですが・・・。SNS機能は今回「無し」で進めていきます。
最初にWordPressのメニューから「プラグイン」→「新規追加」を選び「bbPress」で検索します。
「今すぐインストール」をクリックし、「有効化」してインストール完了です。簡単ですね。Wordpressを使い込んでいる方なら楽勝。最初にこんな感じのお知らせが表示されます。
特にここでは設定することもありません。そしてWordpressのメニューにはどうやらこの4項目が追加されています。
・トピック
・返信
・設定の中に「フォーラム」
上の3つは掲示板としての投稿関連を管理する項目で、今後使い続けるもののようです。そして初期設定を行うのは設定の中の「フォーラム」のみ。あとはウィジェットを追加すれば何とかなるかな？という感じですね。
bbPressを設定する
さっそくbbPressの設定をしてみましょう！古いbbPressはBuddyPressと同じく日本語化する必要があったようですが、最近の新しいバージョンになると最初から日本語表示になります。便利になっているんですねー。
それではWordpressメニューの「設定」→「フォーラム」を開いてみましょう。どうやらタブも無く、1枚のページで全て設定できてしまいそう。
これはわかりやすい！
それでは順番に設定を見ていきましょう。僕が理想とするサイトの設定も合わせて紹介していきます。
フォーラムユーザー設定
・権限グループ
登録済み訪問者にフォーラムの役割を自動的に付与するのチェックをオフにします。今回作成する掲示板は誰でも投稿をして頂きたいのでチェックを外すことにしました。
・流入
デフォルトのままにしました。投稿後10秒間のユーザー操作を制限する機能のようですね。連続投稿スパムを防ぐことができるのでしょう。まずはデフォルトで試してみます。
・編集
デフォルトのままにしました。ユーザーが投稿してから再編集できる時間を5分間と設定します。基本的に一度投稿されたものは編集する必要もないはずですし、どうしても編集が必要であれば管理者まで連絡して頂く形にします。
・匿名
アカウントを持たないゲストユーザーによるトピックの作成や返信を許可する機能をオンにします。まさに僕が最も重要している項目です。誰にでも投稿してもらいたいのでチェックを入れます。
フォーラム機能
こちらの設定は画像の通り。ユーザーがフォーラムをどのように活用できるのかを設定できます。このフォーラム機能で変更を行ったのは3項目だけで、残りはデフォルトとしました。
・トピックタグ
トピックにタグを追加できるようにする機能をオフにします。タグというのはキーワードのようなもの。投稿に対して、別枠で重要なワードを設定できます。しかしユーザーにとっては「タグ？なんじゃそりゃ？」となるはずです。わかりやすいサイトを目指すためオフにします。
・モデレーター
フォーラムに専属モデレーターをつけられるようにする機能をオフにします。モデレーターとは、一言でいうと「編集できる人」。基本的にフォーラム（お題）を設定するのは管理者としたいのでチェックを外しました。
・投稿の整形
機能をオフにします。投稿するときにHTMLツールバーを表示するかどうかの設定です。デフォルトでは、ユーザー投稿時のコメント欄にツールバーが表示されますがはっきり言って邪魔です。
フォーラムテーマパッケージ
こちらはフォーラムのスキンを選ぶことができるようですね。選択肢は無く「bbPress Default」しかありません。将来見た目を変えるときに設定するかもしれませんが、基本的には何も触らなくて良さそうですね。
1ページに表示するトピック・返信数
ひとつのページにいくつのトピック、返信を表示するかを設定できる項目です。こちらも全てデフォルトのままで使います。
とりあえず掲示板には詐欺情報をまとめるフォーラムと、この活ノートで紹介しきれない「いいもの何でも」紹介できるようなフォーラムを作ろうと思っています。これらのトピックや返信の内容の量によって数を調整していきます。文章が長いトピックや返信が多いようであれば、数を減らすことでページあたりの情報量が減り、読みやすいサイトになるはずです。
フォーラムルートのスラッグ
こちらも全てデフォルト設定のままとします。ルートやスラッグは「URLが自動的につけられるときの形式」と思っておいて良いと思います。フォーラムを作るとURLが自動的に「fourums・・・」となるのでしょう。まだ使っていないのでなんとも・・・。いずれにしても、デフォルトのままがベストと判断しました。
フォーラムシングルスラッグ
個別フォーラムに自動的につけられるスラッグ（URLが自動的に割り振られる）です。全てデフォルトにします。変更したい場合はしても良いと思いますが、それぞれ適切な英単語で名付けられているのでデフォルトで問題無いでしょう。
フォーラムユーザースラッグ
こちらもフォーラムシングルスラッグと同様に全てデフォルト設定にします。ユーザーのプロフィールページのスラッグを設定できます。
ここまでで設定は全て終了です！思った以上に触るところがなくて簡単！
bbPressを実際に使ってみよう
ここまでの設定で掲示板サイトとしての設定はほぼ終了です。さっそく掲示板を作ってみましょう！まずしっかりと認識しておかなければならないのは、「フォーラム」「トピック」「返信」の意味です。
掲示板のカテゴリーと考えて差し支えありません。フォーラムの下に更にフォーラムを作り、カテゴリーを小分けすることもできます。
フォーラムの下に作る「話題の提案」と考えてください。掲示板に書き込む最初のフレーズ、と考えても良いかも知れません。ちょっと分かりづらいかな・・・使ってみるのが一番なんですが。
トピックに対してコメントを返すのが「返信」です。
では、さっそくフォーラムを作ってみましょう。僕が作りたい詐欺情報をまとめるフォーラムを作ってみます。WordPressのメニュー「フォーラム」から大元となる掲示板を作ります。
こちらはフォーラム作成画面。投稿画面と似ています。ここで肝心なのは「フォーラムの属性」です。意味は以下の通り。
・種類
「フォーラム」と「カテゴリー」が選べます。違いはユーザーがトピックを立てられるかどうかです。フォーラムを入れ子（フォーラムの下にフォーラムを入れる）にする場合はカテゴリーにしましょう。
・ステータス
「オープン」と「クローズ」が選べます。オープン状態だと掲示板が稼働している状態。ユーザーが自由にトピックを立てたり返信することができます。
・公開状態
こちらは簡単。フォーラムの公開設定です。
・親
「親なし」を選ぶとルート（一番上位）にフォーラムを作ることができます。フォーラムの下に子フォーラムを作りたい場合は、ここで親フォーラムを選択すればOK。
・順序
フォーラムの順位付けです。固定ページにもありますね。フォーラムがずらずらと並んで表示されるページやウィジェットで、表示の順位付けを行うことができます。
とりあえず試しに「ネット通販詐欺情報」というトップフォーラムの下に「メンバーに相談」という子フォーラムを作り、トピックの投稿は子フォーラムだけ行えるようにしました。ちなみに親フォーラムでステータスを「クローズ」にすると子も投稿できなくなります。ここは注意ですね。
実際にフォーラムをふたつ作るとこんな感じになりました！
テスト中の画面ですが、正しく親フォーラムの下に子フォーラムが作成されました。子フォーラムにはトピックをふたつテスト投稿しています。
どうやら作りたい掲示板がそれっぽく出来上がりました！！
さいごに
前回BuddyPressを使ってSNSサイトを構築しようとしましたが、僕が思っているようなサイトは作れませんでした。
今回使ったbbPressはなかなか良いです！カテゴリー別掲示板サイトがどうやら作れそうな気がします！
今回はとりあえずbbPressのインストールを行いましたが、細かい設定を行うことで更に使いやすくなりそうです。これは少しずつチャレンジしていくことにします。
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