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ばらかもんに習う。どうぞお先に精神。

そん時はな・・・「どうぞお先に」

byヤスば(ばらかもん)

 

katsuです。「人生を変える言葉たち」久しぶりの更新です。相変わらずネタは何でもありなので、今日は漫画「ばらかもん」から名言を抜き出してみます。

 

まずは「ばらかもん」のご紹介。発行はスクウェアエニックス、掲載はガンガンONLINEです。これだけ見ると少し子供向けっぽいイメージがあるかもしれませんが、老若男女読める良作だと思います。我が家では小学生、還暦を過ぎたジジババ、いとこの漫画家まで幅広く読んでいます。

 

基本的には五島列島のほのぼのギャグストーリーですが、なかなか深いストーリーです。離島に追いやられた書道家と、両親不在の小学生。そんなふたりを中心に話は進みます。今回はそんなばらかもんから、名言シーンのひとつをご紹介します。


書道展で1位になれない半田先生

主人公の半田先生は書道家。父は有名な書道家で、本人も英才教育を受けています。実力は折り紙付きで書道展でも表彰されるレベル。しかし自分の書にケチをつけたお偉いさんを殴ってしまい、離島に追われることになります。

 

そんな島の生活でも仕事を続け、書展に応募したところ・・・2位。1位は年下のポッと出の若者でした。これまで書道に明け暮れ、努力を続けていた半田先生を18歳があっという間に追い抜いてしまったのです。

 

半田先生はショックで部屋のスミでどんよりどよどよです。そんな半田先生を小学生の「なる」が餅拾いに連れ出します。

 

「今楽しいか?楽しくないなら遊びにいこう」

ひとんもち(お祝いで投げられる餅)

餅拾いは船からまかれる餅を拾うイベント。もちろん半田先生は未経験。どれだけ餅を取ろうとしても、周りの人たちにはかないません。

 

「結局ここでも同じか・・・取れる人間と取れない人間がいる。オレは・・・取れない方。取れないでもがくより取らないでやめる方が潔いか。楽だし。」

 

餅拾いも、書道も諦めようと考え出したそのとき、餅拾い名人「ヤスば」が話かけてきます。年寄りのおばあちゃんでも餅を拾える技を伝授してくれます。

 

「上ばっかりみちょるけんダメたいね。その一瞬を狙っても取れん。ゆっくり待って地面に落ちたっば取っとよ。」

 

半田先生は思わずヤスばに詰め寄ります。

 

「それでも取れなかったらどうすればいい?誰かオレより上手いやつがいて、どうしても餅を拾えなかったら。・・・いや、これは餅とは関係ないか」

 

ヤスばは・・・

 

「そんときはな、どうぞお先に。人に取られたものを欲しがる必要はなか。諦める必要もなか。譲ってやってもっと大きな餅ば狙え。譲ることと拾うことを止めなければ、ホレ、この通り」

 

ヤスばのスーパーのビニル袋にはどっさりの餅が入っていました。

ばらかもん(元気者)

半田先生はやる気を取り戻し、全力で餅拾い、そして書道にかける情熱を燃やします。

 

人は誰でも落ち込むことがあります。どれだけ元気な人に見えても必ず悩みを抱えています。そんな悩みとどう対峙するかは人生の大きなテーマです。

 

半田先生のように自分の弱さを隠すことなく、全力で悩みと対峙する人もいれば、悩みを隠し元気に振る舞う、そんな人たちもいます。

 

自分の悩みは、結局は自分自身で解決するしかありません。それをどのように解決していくかを学ぶことが人生の醍醐味、ということでしょう。

さいごに

さて、半田先生は餅を拾えたのでしょうか。

 

1個だけ拾ったのですが、もうひとりの餅拾い名人「パンチ」なるオバサンに横取りされてしまいます。半田先生の家に入り浸っている高校生、中学生、そして小学生・・・みんなにバカにされつつ家に帰ると・・・

 

鍋にいっぱいのぜんざいが。

 

パンチさんは餅を必死で拾って、餅を拾えなかった人たちに振る舞うオバサンなのでした。

 

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