【Wordpress】Google Analytics Dashboard for WPの2大エラーの対策方法
katsuです。相変わらずWordpressのブログ運営には色々とトラブルが発生します。今回は導入しているプラグイン「Google Analytics Dashboard for WP」の2大不具合対策を行いましたので、その方法をご紹介します。
2大トラブルとは、
1.突然プラグインに問題が発生。「プラグインを認可するか、エラーとデバッグを確認してください。」と表示される。
2.Googleアナリティクスの「直帰率」が異常に低くなる。
このふたつです。直帰率については、問題の対策方法をいろいろと調べてる間に偶然気づきました。必ず陥るこの2大問題、導入している方は今のうちに対策しておきましょう!
問題その1。プラグインエラーでデータが表示されない。
そもそもこのプラグイン「Google Analytics Dashboard for WP」はWordpressの画面上にGoogleアナリティクスのデータを表示できるというスグレモノです。本来はアナリティクスのページにアクセスしデータを確認するべきですが、Wordpressにログインした時に簡易画面でデータを確認することができます。
これはとても便利!プラグインをできるだけ減らしたい僕も使っています。それでは、今回発生した状況と対策方法をお伝えします。
プラグインエラーとは?
プラグインのエラーはこんな感じで発生します。どうやらこのプラグインを使っている限り、定期的に発生する問題のようです。その分簡単に対処できました。
「このプラグインを認証する必要があります」と表示されます。導入当初に認証を行っていますが、その期限が切れたということでしょうか。Wordpressのツールバーから「アナリティクス」→「エラーとデバッグ」と進むとこんな表示です。
エラー情報の中身を見たりしてもさっぱり理解できません。あまり深く考えず、さっさと承認行為を行いましょう。
プラグインを再認可する手順
手順は簡単です。「プラグインを認証」をクリックし、作業を進めます。
ワンタイムアクセスコードを生成する必要があると表示されます。赤文字で表示されている「アクセスコードを取得」をクリックします。メールアドレスが必要なわけではなく、新しくブラウザのタブが開くだけなので安心してクリックしましょう。
アカウントの選択画面が表示されますので、Googleアナリティクスを登録しているアカウントでログインします。
「Google Analytics Dashboard for WPがGoogleアカウントへのアクセスをリクエストしています」と表示されますので「許可」を押します。アナリティクスからプラグインにデータを出力してもよろしいですか、と確認されているので「許可」が必要です。
ワンタイムアクセスコードが生成されますのでコピーしましょう。(伏せていますが長い乱数が表示されます)
ブラウザで最初のタブに戻り、アクセスコードを貼り付けて「アクセスコードを保存」します。
このように「プラグインの認可が成功しました。」と表示されれば設定完了です。特に迷わず設定できました。次回同じトラブルが発生しても意外と簡単に対処できそうです。
問題その2。Googleアナリティクスの直帰率が異常に低くなる。
さて、無事にプラグインの問題を解決できたので無事Wordpress上にデータが再表示されました。
このようにデータが表示されるのですが・・・何かおかしいと感じませんか?
直帰率が0%は異常?
「直帰率」に注目して下さい。(他のデータには注目しないで下さい・・・)この直帰率、実はずっと前から「0%」と表示され続けているのです。
直帰率というのは、読者の方がサイトを訪れてくれた際、そのままどのページも見ずに「戻る」ボタンを押してしまったり、他のページに離脱してしまったりする率のことを言います。つまり、ゼロに近ければ近いほど記事を読んで頂いているということです。
しかしさすがに0%はおかしい。調べてみるとどうやらプラグインの使い方に問題があるようです。早速対策を行いました。
「直帰率0%」不具合が発生する原因
結論から言いますと、原因は「トラッキングコードの二重登録」です。トラッキングコードとは、Googleアナリティクスを使用する際の各個人に割り当てられたアカウントのことです。「UA-*********-*」のようなコードです。
このトラッキングコードがサイトのHTMLコードの中に二重に含まれていると、アナリティクスは正しくアクセス解析を行うことができません。同じ不具合が発生している方、コードを複数登録した覚えがありませんか?僕の場合はこの2種類を登録していました。
2.プラグインGoogle Analytics Dashboard for WP内
他にも「All in one SEO Pack」などのSEO対策関連のプラグインにも登録している可能性が高いです。僕の場合、こういったSEOプラグインはテーマと競合することが最初からわかっているので使っていません。(詳しくはこちらの記事を参照ください。)
サイトの中にトラッキングコードがいくつ含まれているかは、Google Chromeのツール「Tag Assistant (by Google)」なんてものを使えば良いようですが、僕はうまくできませんでした。検索すればこんな感じですぐに「Chromeに追加」できるのですがね。
僕の場合、今回の不具合はほぼ間違いなくトラッキングコード二重登録と確信していましたので、さっさと対策を行って結果を見てみることにしました。無事に直りましたよ。
「直帰率0%」不具合を改善する方法
トラッキングコードを1つにしましょう。
そもそもプラグインGoogle Analytics Dashboard for WPはアナリティクスのデータをWordpress上で見たいだけのものです。テーマで登録しているコードはそのまま残し、プラグイン側で対策を行います。
方法は超簡単です。WordPressのツールバーから「アナリティクス」→「トラッキングコード」と移動します。こんな画面が表示されます。
表示内容がこの画像と同じであれば・・・このプラグインからトラッキングコードを出力してしまっているということです。「トラッキングの種類」を「アナリティクス」から「無効」に変更しましょう。
このように余計なアナリティクス設定が無効となり、シンプルな画面になります。これでトラッキングコードがサイトからひとつ抹消されることになります。
僕の場合はこれだけで「直帰率0%」が無事解消しました。やはり二重登録だったというわけです。これで直らないようであれば、他のプラグインなどから更にトラッキングしているはずです。
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さいごに
「Google Analytics Dashboard for WP」はとても便利なプラグインですが、この2大トラブルには十分注意しましょう。特にアクセス解析に影響する「トラッキングの種類」設定は絶対的な注意が必要です。トラッキングIDが重複している場合、実は直帰率だけではなくPV(ページビュー)にも影響があります。
・直帰率:0%(もしくは0%に近い値)になる
・PV:約2倍になる
つまり、アクセスデータがものすごく良くなってしまうということです。
これまで「活ノート」のPVは最初の画像にあったように1日300程度でしたので1ヶ月のPVは1万ぐらいか・・・なかなかやるやん!って思っていました。
はい、とんでもない勘違いでした。気をつけましょう。
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