「ザ・シークレット」紹介するか迷った秘密の本をレビュー。
katsuのテキトーレビュー | |
ジャンル | スピリチュアル |
おすすめ年代層 | 20代~ |
読みやすさ | 5.0 |
役に立つ度 | 未知数 |
読み返したい度 | 1.0 |
総合おすすめ度 | 人によりけり |
katsuです。
今回はロンダ・バーンの「THE SECRET(ザ・シークレット)」という本を紹介します。
この本のレビューは簡単に★を付けられませんでした。読みやすさは間違いなく★5なのですが、役に立つかどうかはその人次第です。そして内容は1度読めば雰囲気で技術を習得することができます。
ひとことでこの本を紹介してしまうと、誰でも聞いたことのある
引き寄せの法則
の集約本です。
本の帯にも書いてありますが、この本は全世界で2000万部以上売れています。以前紹介した松下幸之助さんの「道をひらく」の約4倍というところでしょうか。どちらも化け物本ですが、これだけの差があるということです。
ザ・シークレットを紹介する前に
皆さんは「引き寄せの法則」を知っていますか?なんとなく内容は想像できるでしょう。
「強く思えば願いが叶う」ってことでしょ?
って。端的に言うとその通り。この本にはそういった内容がぎっしり詰まっています。そして僕ははっきり言っておきますと、
考えただけで願いが叶うとは一切思いません。
しかし、この本から得られる技術はそんなスピリチュアルなことだけではありません。だからこそ、「人生が変わるおすすめ本」カテゴリーで紹介するわけです。
まずは「宗教じゃないの?」といった偏見を捨て、僕の記事を読み進めてください。
それでも絶対嫌だ!という方は無理にこの本を読む必要はありません。でも、本は自分に知識を上乗せすることができるもの。本の好き嫌いって寂しいと思いませんか?
ザ・シークレットってどんな本?
それではザ・シークレットの中身を紹介してみましょう!
まず、目次のタイトルはこんな感じです。
・明かされた秘密
・わかりやすい秘密
・「秘密」の使い方
・協力なプロセス
・お金の秘密
・人間関係の秘密
・健康の秘密
・この世界の秘密
・あなたの秘密
・人生の秘密
これだけを見てもわかりませんね・・・適当なページの写真を撮ってみました。
おわかりでしょうか。この本最大の特徴は、様々な知識人が登場することです。本文の中で知識人が立ち代わり登場します。例えばこのページの場合、ボブ・ドイルという人がコメントしています。
朝起きて何かをひらめいたとする。そのアイデアをどうせできっこないや、とすぐに否定しないこと。希望に満ちた状態で一日を始めるべきです。(katsu訳)
という内容が書かれています。
しかし、このページを見ただけでもスピリチュアルに溢れている感じがしませんか?敬遠してしまいますよね・・・。でも、このボブ・ドイルのコメントを僕が訳したように捉えたらどうでしょう。あっという間に中々のアドバイス本になってしまいます。
この本はロンダ・バーンという外人さんが執筆し、世界中の翻訳家が訳しているわけです。日本語に訳されてはいますが、はっきり言ってあまりに直訳をしすぎです。
いかにスピリチュアル系の中からも自分なりに答えを見つけ出すか。
この技術さえあれば、とても人生の役に立つ可能性がありますよね。
ザ・シークレットに書かれている秘密とは?
そもそもザ・シークレットにかかれている秘密とは何なのか。これをkatsu訳でひとことで言いましょう。
自分がそうなりたいのであれば、そうなったつもりで行動しなさい
ということです。例えばお金が欲しいとき「お金が欲しい、欲しい」と考えていると、「お金が欲しい」と考えている自分を引き寄せてしまう、と本では述べられています。つまり、お金が無い状態を引き寄せているということですね。
そうではなく、お金をたっぷりもっている自分を想像し、行動することで本当にお金が入ってくるようになるということです。
にわかに信じられませんか?では、仕事の役職に当てはめてみましょう。自分がヒラで、主任になりたいのだとします。そんなとき、
「主任になりたいなあ~給料も上がるし」
「自分はヒラだから主任の仕事までしなくていいや」
「給料の分だけ働こう」
こんなことを考えていたとしたらどうでしょうか。上司の課長は、こんな部下を主任にするわけがありません。
「ヒラだけど主任になったつもりで仕事してやるぜ!」
こんな人がいたら、ヒラのままにしておくほうが悪です。課長は主任への昇進を考えるでしょう。
この課長が、いわゆるこの本で言われている「宇宙」だということになります。宇宙とは、人によって様々で「神様」「仏様」「ご先祖さま」かもしれません。その実態はわかりませんが、何か大きな力が自分に望むものを与えてくれる、という存在です。
本に書いてある内容をそのまま受け取るとスピリチュアルですが、自分なりに置き換えると意味が理解できる場合があります。自分の行動で自分の望んでいることを実現できる可能性が高まることがわかるでしょう。
つまり、この本の言っている秘密とは自分にとっての「何か偉大なもの」の存在を教えることなのですね。
ザ・シークレットをビジネス書として扱う
さて、ここまでザ・シークレットをご紹介してきましたが如何でしたか?やはり宗教色が激しいでしょうか。恐らく、この本に対して人は3パターンの挙動を示すと思います。
②頭から信じず何もしない(そもそも読まない)
③その中間
僕のオススメは③の考え方です。
完全に信じても自由自在に人生を操作することはできません。しかし、この本には実践するだけで効果のある内容盛り込まれています。
本の内容を実践し、毎日良いことばかりを考えてニコニコしている人と、自分は不幸だと考えて不機嫌なかおをしている人。どちらに幸せが降りかかるでしょうか。その答えは明白でしょう。つまり、
実践することで人生を良い方向へ導く可能性が高まるということです。
人との付き合い方や自分の精神を安定させて幸せな気分になる方法。そんな技術を学ぶことができる本と捉えて良いはずです。
あなたはこの本、読みますか?読みませんか?
確かに人生を変える可能性がある本。「秘密」にチャレンジしてみませんか?
ロンダ・バーンの著書には続編もあります。
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