COOAUのドライブレコーダーレビュー。Wi-FiにGPSまで搭載!
katsuです。
ふと思い立ってCOOAUのドライブレコーダーD68を購入しました!
そんなメーカー聞いたことがありませんか?大丈夫です、僕も初めて聞きましたから(笑)
こういったガジェット系というのは、最近では中国製がものすごく幅をきかせています。ドラレコもその類に漏れることはありません。驚くほど高性能なものがたくさん出回っています。このCOOAUもそんなメーカーのひとつです。
さっそく・・・今回購入したのはこちらです!
ドライブレコーダー本体とSDカード。合わせて1万円台で購入することができました!
購入したのはAmazonですが、謳い文句はこんな感じです。
購入サイトはこちら。
もっと安いドラレコも最近は出回っていますが、この製品はひとつのユニットで前後撮影ができ、更にWi-Fiを使ってスマホで動画を取得したり、GPSでその動画を撮影した位置を記録できるスグレモノです。
とはいえ、中華製というものは「性能が良い」と言ってもクセが多い場合がほとんどです。でも使いこなせば安くで良いものを手に入れることができるのも事実。この中華ドライブレコーダー、僕の結論を言いますと・・・
ハード90点。
動画の記録性能は素晴らしい。ですが両面テープでフロントウインドウに固定するタイプで簡単につけ外しできないのがマイナス。本機で動画を再生するときに見づらいです。そしてバッテリーの持ちが悪すぎる。(10分程度)
ソフト50点。
使い勝手のユーザーインターフェースですが、本体はまあ良し。普通のドラレコとして使う分には全く問題ありません。しかしスマホのアプリがダメ。日本語が変。Wi-Fiで動画確認はすんなりできるものの、なぜかダウンロードしようとするとめちゃ時間がかかります。(3分動画ダウンロードに5分以上かかる)
と、かなり辛辣な点を付けたものの「動画を撮る」という機能においては申し分ありません。
クセさえ押さえれば十分に使える一品、オススメです!
今回はこの中華のドライブレコーダー、D68製設定方法や使い勝手を紹介しましょう。説明書のお話やアプリのお話、取り付け方までしっかりと写真入りで説明していきます。
COOAUドライブレコーダーD68開封の儀
さて、それでは開封です!ちょっと高級感の漂う箱を開けるとこんな感じ。
このカードは「レビューで★5をつけてくれたらドラレコがもう一個当たるかも」というカードです。
ちょっとここで萎えました・・・。こういうことをするなよ、と言いたい。レビューが信用できないものになってしまいますし、これこそが中国製の評判を落とす元になります。まあこれは見なかったことにして・・・本体を取り出してみました!
3インチのタッチパネル(結構感度良し!)に社内から後方を映すバックカメラが付いています。このカメラはぐりぐりと角度を変えることができます。ちなみにフロントカメラもバックカメラもフルHD録画対応。今回動画は紹介しませんが、正直驚くほどキレイに撮影できます。これだけで買う価値有り、だと僕は思います。
そしてフロントカメラ側。
フロントカメラに3Mの両面テープ、そしてGPSユニットが搭載されています。このGPSユニットも秀逸。スマホアプリで動画&地図を表示できるのですが、これもまた驚くほど精度が高いです。中華製は個々を見ると秀逸な場合が多いですね・・・。
上部はこんな感じ。
電源供給用のUSBのタイプB差込口。そしてマイクロSD差し込み口があります。マイクロSDはこちらを一緒に購入しました。
ここで少し大事なお話。
このドラレコはマイクロSDカードを入れなければ録画できません。内蔵メモリにいくらかの動画を録画できるタイプも世の中にはあるはずですが、こちらはSDカードが故障すると何の役にも立ちません。Class10以上で耐久性が高い、ある程度名の知れたメーカーのものを購入するようにしましょう。
そして容量については32GB~128GBまで対応。録画時間はどこにも書かれていないのですが、僕の場合はこんな感じでした。
720P(節約画質)で3分撮影・・・使用容量150MB
実際には前後で別々の画像が撮影されますので、上記の倍の容量が必要となります。僕が購入した128GBだと最高画質で1200分以上、つまり20時間以上が録画できるということになります。これはオーバースペックだったか・・・ドラレコの特性から考えて32GBでも十分使い物になると思われます。故障に備えて定期的に32GBを新品に交換したほうが有意義かもしれません。
そして付属品です。
・日本語マニュアル
内容はわかりますが細かい説明が無いので使いませんでした。僕のブログのこの記事の方が詳しいです。
・シガーライトケーブル
本体とシガーライターを繋ぎます。給電がわかるように赤色LEDが付いています。
・USBタイプBケーブル
本体に給電することができます。家の中で給電してお試し操作できるので便利です。
・静電気防止フィルム2枚
本体をフロントウインドウに両面テープ固定するとき、このフィルムを貼ってからその上に両面テープ固定します。直接ガラスに貼らなくてよいので好感が持てます。しかも予備まで付いている!悪い点として気泡が必ず入ります。
・両面テープ予備
予備が付いているのは本当に嬉しいです。いざ事故を起こしてしまったとき、本体をガラスから躊躇なく取り外すことができますね。
以上、開封の儀でした。
【広告】
住民税と所得税を軽減!
↓無料で資料請求できます↓
COOAUドライブレコーダーの設定方法
それでは次に設定を行ってみましょう。メニューが多くて最初はどうなることかと思いましたが、操作もしやすく簡単です。ようやく僕も内容が理解できましたので順番に説明します。実は後で紹介するアプリでも設定できますが、本体で設定した方がわかりやすくて簡単です。(アプリは日本語が意味わかりません。)
まずは電源投入。USBケーブルを使って電源を入れてみます。
このドラレコは大きく分けて「録画中画面」と「録画停止画面(メニュー画面)」の2種類があります。写真は録画停止中。ここで右下のボタンをクリックすると各種設定ができます。右に並んでいる「モード」系のボタンは表示が変わったり動画再生するモードですので、触ればわかります。
さて、メニュー画面は全部で4つあります。(画像見づらくてすみません)
メニュー画面:1ページ目
・解像度
フロント+リアの動画解像度を設定できます。両方1080PでOK。今どきは画質を落とす必要も無いと思います。
・ループ録画
動画は細切れのファイルで撮影されます。その細切れにする時間を設定できます。1,3,5分から選べますが僕は3分にしました。5分だとひとつのファイルが大きすぎますし、1分だと細かすぎてファイル数が膨大になりすぎると考えました。
・リアカメラ鏡像
リアカメラの画像を左右反転するかどうかです。ここは実際に写っている画像を見ながらお好みで。
・GPS情報
設定ではなく衛生の状況をモニタできるだけです。感度はメチャクチャ良いです。素晴らしい。
・操作音
操作音の入り切りができます。結構大きな耳障りな音がします。消したほうが良いかもしれませんが、起動時の電源ON音を聞きたい(故障していないことを確認する)ため僕はONにしています。
・言語
「JP」でオッケーです。
メニュー画面:2ページ目
・時間設定
手動で時間設定をします。GPSから拾ってくれれば良いのに手動です。スマホアプリで一発登録できるかもしれませんが、おとなしく本体で手動登録しておきましょう。
・駐車監視
駐車中、本体が振動したときに録画を開始しそのファイルをロックすることができます。問題は本体のバッテリーがヘボいことと振動の感度が良すぎること。恐らく普通では使い物になりません。使う場合は電源を常時供給(バッテリーがあがるかも)する必要があると思われます。僕は当然OFFです。
・動体検知
こちらも電源常時供給が必須だと思われます。動作は確認できませんでしたが、恐らく使い物にならないでしょう・・・。これもOFFです。
・Gセンサー
振動感知センサーです。3段階で感度を設定できます。感度を3(鈍い)にしてもドアを閉めただけで反応する敏感さです。とりあえず3にしました。事故を起こしたときに自動的に動画をロックしてくれます。(たぶん)
・タイムラプス
長時間録画モードです。商品の紹介ページには駐車監視用に~みたいに書かれていますが、これも使い道がありません。撮影した動画を見ると10倍速です。これではドライブレコーダーとして意味がありませんよね。よほど理由があって長時間撮影するなら使えますが。OFFに設定しましょう。
・WDR
夜間でもキレイに撮影できるモードです。これ、すごいです。暗くてもかなりいけます。必ずにしましょう。
メニュー画面:3ページ目
・スピード単位
「KM/H」一択です。これ以外にする理由がありません。撮影した動画に速度を記録することができます。
・ウォーターマーク
動画に情報を同時に記録することができます。速度やGPS座標などなど。自車の速度もしっかり記録されますので、ONにして安全運転しましょう。
・自動スクリーンオフ
録画中、自動的にスクリーンがオフされる設定です。もちろん画像が消えていても撮影は続いています。画像が表示されていても邪魔ですし、夜間走行もありますので僕は1分でオフにしました。
・オートパワーオフ
自動的に電源がOFFされる設定です。とりあえず1分に設定。ですがこの設定はちょっと意味がわかりません。エンジンオフでシガー電源がオフするとすぐに電源オフされますし・・・電源入りっぱは嫌なので、1分設定です。
・WiFi
ここをクリックするとWi-FiをON/OFFすることができます。ちなみに録画停止モード中に本体の電源ボタンをクリックしてもWi-FiをONすることができます。Wi-Fiオン中にスマホアプリでドラレコと接続し、動画を確認するというわけですね。
・周波数
自分が住んでいるところの商用周波数を設定します。東日本50Hz、西日本60Hzです。堺目をまたぐときは設定を変えた方が良いかも知れませんね。LED信号をうまく撮影できない可能性がありますので。
メニュー画面:4ページ目
・メモリ情報
SDカードの使用量が確認できます。
・フォーマット
SDカードをフォーマットできます。初めてカードを挿入したときは必ずフォーマットする必要があります。カードを認識してくれません。また、たまにフォーマットすると安定するようです。
・初期設定
これは押してはいけない自爆スイッチです!「初期設定」とありますが「初期化」です。本体の設定が全てリセットされてしまいます。押さないようにしましょう。
・バージョン
本機のソフトウェアバージョンを確認できます。
COOAUドライブレコーダーのアプリ
ようやく本体の設定も終了・・・ですがスマホアプリのインストールを行いましょう。アプリが無くても使えますが、いざというときに便利です。使うアプリは「Kacam」。僕はandroidスマホなのでGoogle Playストアで検索。すぐに見つかります。
インストールしてアプリを開くとこんな画面。
本機側で録画停止(メニューモードに変更)し、Wi-Fiをオンして「デバイスを追加」をクリックすると、スマホ~ドラレコ間でWi-Fi接続することができます。ドラレコ本体がルーターになるようなイメージです。メニュー画面はこんな感じ。
すでに日本語がおかしい・・・。右上の歯車ボタンから本体の設定を行ったりできますが、日本語もわかりづらく不安です。このアプリは動画確認専用アプリと思っておきましょう。
「写真」をクリックすると動画を確認することができます!なかなかキレイに撮影できていて感動しますよ。同じ画面から動画をダウンロードすることもできます。さて、ここで最大の問題が浮上します。
アプリから動画ダウンロードはメチャクチャ時間がかかります。
しかも、途中で失敗する場合が多いです。このアプリでは全くダウンロードできませんでした。実はもう一つ「DashCam Player」というアプリがあります。ほぼ同じようなアプリなのですが、こちらだとある程度安定してダウンロードすることができます。Kacamで失敗する場合は試してみてください。
次はいよいよ車への取り付けです!
↓他にもGPS&Wi-Fi対応ドラレコあります
いよいよ車に取り付けて完成!
さて、後は車に取り付けるだけです!手順はこんな感じです。
②本体をフィルム状に両面テープで貼り付ける
③レンズの傾きを水平にする
④シガーライターにソケットを差し込む
意外と見落としがちな注意点ですが、このドラレコは魚眼レンズを搭載しているので実際に写っている画像を見ながら両面テープで貼り付けたほうが良いです。そしてワイパーのワイピング範疇に貼り付けること。予備のフィルムと両面テープがあるので最悪やり直しは効きますが、気をつけたいところです。実際に取り付けると両面テープでガッチリ固定されてなかなか良い感じですよ!
作業はこれだけで終了です。簡単ですよね。配線は見えないように隠した方がかっこいいです。お店に頼まなくても、最近ではネットで車のバラし方も載っていますし何とかDIYしてみましょう!僕は慣れっこですが、付属の配線のこれだけは頂けませんでした・・・
付属ケーブル、こんなところにフェライトコアいらんやろ・・・最後にひとつだけ。こんなものを作ってみました。
その辺で売っている車の日除けを切り取ったものです。不要なものがあったので、ドラレコ専用日除けを作ってみました。取り付けるとこんな感じ。
(画像)
両面テープでくっついている部分に差し込むだけ。完璧にSDカードを守ることができます。やっぱり直射日光が当たり続けるのはまずいですから。
さて、最後に総評です。
一番上ではソフトに難ありと書きましたが、ドラレコのソフトは頻繁に触るものではありません。いかに綺麗な画像をSDカードに取り込んでくれるかがドラレコの真髄です。その点においてはこのドラレコ、最高のコストパフォーマンスです。
ドライブレコーダーをまだ取り付けていない方。自分で簡単に取り付けできる高性能ドラレコを購入してみませんか?
活ノートでは最新記事の投稿情報をメールでお伝えしています。お気軽にご登録ください!
配信例はこちらにあります。